意識があるのにも関わらず、感覚や運動能力が失われ、外界とのコミュニケーションができない状態に置かれたら…
コミュニケーション喪失
- 目が見えず暗闇の中
- 音が聞こえない無音の世界
- 体を動かすことができない
- コミュニケーションが取れない
真っ暗闇の中で、誰にも助けを求められず、あるのは自分の意識だけ。
更に最悪な状況は
- 痛覚があり、痛みやかゆみを感じても、それをどうすることもできない
本当に大変な状況です。
こんな状況下で、果たして自分は耐えることができるのか。
事故や手術の話題に触れると、こんな事を考えます。
脳幹死の場合は大脳はまだ機能は失っていないが、やがて大脳も機能を失い全脳死に至ります。 植物状態とは、大脳の機能の一部又は全部を失って意識がない状態ですが、脳幹や小脳は機能が残っていて自発呼吸ができることが多く、まれに回復することもあり脳死とは根本的に違うものです。(岡崎県臓器バンク)
旦那さまは約1日のICU体験がトラウマになっていますし、それは、あくまでも身動きが取りづらいという状況です。暗闇の中でなければ、コミュニケーションが取れないわけでもありません。
たった1日(失礼!)思うようにならないだけで人はパニックになってしまうのに、あまりにも辛すぎます。
【手術体験談:地獄のICU】腹腔鏡下胆嚢摘出術[入院2〜3日目] Very hard time in intensive care unit
手術中の途中覚醒
映画:アウェイク
手術中に麻酔のコントロールが上手くいかずに、術中であるにも関わらず覚醒してしまい、激痛を感じてもそれを伝えることができずに耐え難い痛みと恐怖を味わう。
画像:Amazon
亡き父から莫大な遺産を受け継いだ、青年実業家クレイトン。重い心臓病を患っている彼は、心臓移植手術に踏み切る。しかし不運にも“術中覚醒”の状態に陥った彼は、自分自身の殺害計画を耳にしてしまうのだった…。
BBCニュースに「手術中にもし目が覚めたら――体験者が恐怖語る」という記事がありました。
閉じ込め症候群
Youtubeのフェルミ研究所は、次の動画をアップしています。
ニュースサイトのGIGAZINEでは、「23年間植物状態と思われていた男性に実はずっと意識があったことが判明」
植物状態と誤診されて、意識はあるのに自分という殻に閉じ込められて苦しんでいる人が今でもいること、そして、自分もそうなる可能性が0ではないということ。
発見のきっかけは、涙や瞼のかすかな動きらしい。
目は口ほどに物を言い
なのでしょうか。
今日はここまで。
ご覧いただき、ありがとうございました