ようやく接種券が届いた
私が住む地域は、新型コロナウイルスの感染がかなり落ち着いてきています。しかし、この記事の執筆時点で、再度リバウンドが懸念されていて、このサイクルがいつまで続くのやらと疲れてきているのも事実。
ワクチンだけでも早く打ちたいなぁ
と思っていたところ、接種券が届きました。
封筒の中身
- 接種確認用のシール
- ワクチンの説明書
- 予診票
- 接種までの手続き
上記書類が入っていました。
私は優先接種を受けられることになりました。
さて、新型コロナウイルスワクチンの説明書から抜粋です。
SARSコロナウイルス2(SARS-CoV-2)による感染症(新型コロナウイルス感染症:COVID-19)が発症すると、熱や咳など風邪によく似た症状が見られます。軽症のまま治癒する人も多い一方、重症化すると呼吸困難などの肺炎の症状が悪化し、死に至る場合もあります。
感染しても無症状や軽症がほとんどと言われていましたが、この疾患の恐ろしいところは重症化で死に至る可能性があることです。人生、何が起こるか分かりません、自分が重症化するかもしれません。やはり予防策が必要です。
本剤はメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンであり、SARS-CoV-2のスパイクタンパク質(ウイルスがヒトの細胞へ侵入するために必要なタンパク質)の設計図となるmRNAを脂質の膜に包んだ製剤です。本剤接種によりmRNAがヒトの細胞内に取り込まれると、このmRNAを基に細胞内でウイルスのスパイクタンパク質が産生され、スパイクタンパク質に対する中和抗体産生及び細胞性免疫応答が誘導されることで、SARS-CoV-2による感染症の予防ができると考えられています。
スパイクタンパク質はウイルスのトゲトゲの部分のこと
これから分かるとおり、ウイルスがヒトの細胞に取り付く部分の設計図のみを注射するので、ウイルスの本体を注射するわけではありません。このワクチンを打ったからといって、コロナウイルスに感染することは考えられません。
また、mRNAはとても壊れやすい性質があり、ファイザーやモデルナのワクチンを極低温で保存する必要があるのはこのためです。
- 本ワクチンの接種を受けた後、15分以上(過去にアナフィラキシーを含む重いアレルギー症状を起こしたことがある方や、気分が悪くなったり、失神等を起こしたりしたことがある方は30分以上)、接種を受けた施設でお待ちいただき、体調に異常を感じた場合には、速やかに医師へ連絡してください。(急に起こる副反応に対応できます。)
- 注射した部分は清潔に保つようにし、接種当日の入浴は問題ありませんが、注射した部分はこすらないようにしてください。
- 通常の生活は問題ありませんが、当日の激しい運動や過度の飲酒等は控えてください。
インフルエンザの時は確か入浴やシャワーを控えるよう言われたと思いますが、コロナのワクチンの場合は入浴可なのには驚きました。
報道で分かるとおり、ワクチン接種を終えた高齢者の重症者数が減ってきており、現在は50代や40代、それ以下の重症者が多くなってきています。
接種までの流れと気になる副反応
ここからは私の経験談です。
近くの大規模接種会場でファイザー製のワクチンを打ってきました。
- 受付(身分証明書との照合)
- 医師の問診
- 注射
- 15分の待機
全部で30分もかからずに終了でした。
注射は利き手と反対の上腕部に垂直に入れます。
注射針はインフルエンザのより長いのですが、痛みは最初にチクッとするだけで、針を奥に入れる過程に痛みは感じません。全然痛くないという印象です。
さて、私の場合、次の副反応がありました。
- 注射した部分の痛み(翌日がピークで、3日後にはなくなりました)
- 頭痛や関節や筋肉の痛み、疲労、発熱などはなし
体に異物が入り炎症を起こして痛みが出るというのは体の免疫システムが機能している証拠、当然のことです。
ただし、知り合いの高齢者は1回目は足首の炎症で歩けなくなり大きな病院への紹介状をもらい、2回目は関節痛や咳が止まらなくなったそうです。
若い人の方が副反応がきついとのことでしたが、人によってそれぞれなのですね。
ちなみに、報道によれば、6月27日までの接種で、ファイザー製では約2624万人中19人(100万接種あたり0.72人)に、モデルナ製では約94万人中1人(100万接種あたり1.06人)に、心筋炎・心膜炎の症状が報告されているそうです。
mRNAワクチンは新しいタイプのワクチンで、言わば全世界的な人体実験をしているとも言われます。ワクチン接種に懐疑的な方も多いので、打たないという選択をする人も多いようです。
ワクチンを打つと将来不妊になるとか様々な情報が飛び交っていますが、情報の真偽を確かめてから判断することだけは必要ですね。