休肝日がなかった旦那さま
うちの旦那さまに休肝日はなく、毎日何らかのお酒を飲んでいます。ビール、焼酎、ウイスキーをその日の気分で選んで飲んでいます。
大酒飲みではありませんからビールにすると500ml程度ですが、一番悪い飲み方といわれている、いわゆる空きっ腹で飲みます。
晩酌をするようになって20年以上、ほぼ毎日飲んでいます。「飲まなきゃやってられない」と笑いながら飲みます。
ストレスがあろうがなかろうが、もう、習慣化してしまっていました。しかも、飲むとすぐ顔や手のひらが赤くなるタイプの人で、もともとそんなにアルコールに耐性がある体質ではありません。
耐性のない人が飲めるようになるのは単に慣れの問題なので、根本的に改善されているわけではありません。
最近の不調、大問題
最近、こんな会話が増えてきていました。
「俺も男性更年期かな?夜に必ずカァ~っと体が熱くなって寝汗をかくようになった。不快極まりない。」
「それって、女性の更年期にあるホットフラッシュじゃない?」
「しかも、眠りが浅くて、何度も起きてしまう。睡眠の質が極端に悪くなっている」
「それに、嫌な夢(悪夢)を見ることが多い」
「男性にも更年期ってあるらしいからねぇ」
「睡眠の質」をキーワードにしてネットを検索してみたら、出てくる出てくる、アルコールが睡眠に様々な悪影響を与えることが。
そこで、提案。
「少しお酒をのむのをやめてみたら?」
「酒を飲むのは金曜日と土曜日だけ」
を宣言したのでした。
減酒をしてみたら…
決めたことは必ずやり遂げるタイプの人なので、これまでの習慣にとらわれず、きっちり実行しました。(実は、禁煙も難なく成功した人)
帰宅して、旦那さまは「アサヒドライゼロ」を飲むようになりました。結構、飲んだ気になれるようです。
な、なんと、効果は初日から現れました!
いつもは暑さで布団をはだけ、悪夢を見て、眠りが浅くてどうしようもなかったのが、熟睡できたというのです。まあ、その日は特に疲れていたのかもしれませんから、なんとも判断が難しかったのですが、次の日もそのまた次の日も熟睡。
あまりの変わりように、当の本人が一番びっくりしていました。それが功を奏し、週5日は休肝日となりました。
あの不快な症状と晩酌を天秤にかければ、当然晩酌は選びません。
まあ、週末は飲んで眠りが浅くなっても、そのまま起きて映画でも見ればよいので気楽にできます。ちょっとした楽しみはとっておかなくちゃ!
更年期ではなく…
男性の更年期障害だと思っていたのは、実はアルコールのせいだったということが往々にしてあるのではないかと思いました。
肝臓のためにとオルニチンサプリメントを飲んでいたのですが、もう必要ありません。実際に、効果があったのかも分かりませんし…
今旦那さまが飲んでいるのは、「奇跡のコレバイン、血圧の薬、EPA、亜鉛」となります。EPAは実際にコレステロールの数値が低下しましたし、亜鉛は男性には必須です(*^^*)。前は、オルニチンとマルチビタミンも飲んでいましたが、特にビタミン系は普通に食事を取っていれば必要ないらしい。
旦那さまにとって、睡眠の質がある歳を境に急激に悪化したのは最も大きな問題でした。禁酒となると、これから一滴も飲めないのかと考えるのが足かせとなって、途中で断念することが多いようです。
禁酒ならぬ減酒に上手に取り組み、その経過によってアルコールと上手に付き合うことが賢明では無いかと思います。
今日はここまで。
ご覧いただき、ありがとうございました。