【漫画】『はたらく細胞BLACK』が面白すぎる “Cells at Work! Black”is too interesting!

『はたらく細胞 Black』は、『はたらく細胞』のスピンオフ作品

原作:原田重光

漫画:初嘉屋一生

監修:清水 茜(はたらく細胞)

『はたらく細胞』は体内の細胞や細菌を擬人化して、生体防御のための免疫システムを楽しく分かりやすく描いた作品です。

冬になると流行するインフルエンザや、健康体でも1日に数千個が生まれるがん細胞、外傷による感染など、どの人でも起こり得る事態がメインとなっています。

体内の環境は明るく描かれ、宿主(人間)はきっと健康な人なんだろうな、と思わされます。

しかし、『はたらく細胞 Black』は、この環境がBlack、細胞たちの働く環境は正にBlack企業そのものです。

宿主は相当なストレスを抱えた男性で、喫煙、飲酒、肝機能障害、高血圧、性感染、胃潰瘍、ピロリ菌、中性脂肪、動脈硬化、痛風、心筋梗塞などなど、疾病のオンパレード、不摂生の極み。

そんな体の中で身を粉にして働く細胞たちの奮闘ぶりがよ~く描かれています。

体内の環境は暗く、血球たちは常に劣悪な環境に置かれています。時には仕事の意味を見出せず、自暴自棄になることも。

そんな血球たちの奮闘を見て、体をいたわらなければ、と思わされます。

旦那さまは禁煙して、ピロリ菌除去に成功しましたが、高血圧、脂質異常、肝機能障害があります。

旦那さまの体の中で同じような戦いが繰り広げられているんだろうな…

体のこと、健康のことについて、深く考えさせられます。

健康を呼びかけるパンフレットを作って配るより、この漫画を見てもらったほうがよっぽど効果的だと思います。

こちらの作品はTVアニメ版はありません(TV化は内容からして恐らく無理)ので、コミックでご覧ください。