本記事は、旦那さまへの取材に基づいて構成しています。医療行為については、医師の指示に従ってください。
人間ドックの結果が…
上部消化管レントゲン検査にて
「精査を要します」
との結果が通知されました。
どうせなら内視鏡検査
「やっぱり、レントゲンではなく最初から胃カメラを飲んでおけばよかったぁ~!」
「後悔しても遅いわよ、胃カメラ、大変だねぇ!(^o^)」
- 粘膜不整・・・きれいに並んだ胃の表面の粘膜が、何らかの原因により不整になっている状態
- 顆粒状変化・・粘膜の凸凹が大きく目立つ状態を表し、慢性胃炎の時に多く認められる
何らかの原因が大いに気になります。
奇跡の薬「コレバイン」を処方してくださった先生にこの結果を見せたところ「まあ、大丈夫だとは思うが、胃腸の専門に見てもらうといいよ」とのことで、内視鏡検査が上手なおすすめのお医者さんを紹介してもらいました。
早速、電話にて予約しました。
胃カメラの種類
胃カメラには「経口内視鏡」と「経鼻内視鏡」があります。
これまで、経口は3回ほど、経鼻は1回の経験があります。内視鏡検査にはあまり抵抗がありません。
経口は喉の付け根を通るので嚥下反射のために、少しつらい思いをします。
一度経験した経鼻は、わたしの場合鼻腔が狭いこともあり、検査後出血がしばらく止まらずに大変な思いをしました。
病院にて再検査
「なに引っかかったのや???」
「胃のレントゲンで引っかかりました」
「ドックで超音波は撮ってるから、今回は撮らないよ。カメラ、カメラ。」と気さくな先生。
今回の病院は経鼻を基本としているようで、その旨、同意書をよく読んで同意・署名しました。
「廊下でお待ち下さい」と看護師さんに案内されしばし待ちます。
経口の場合は、
- 胃の動きを抑える注射
- 喉の麻酔のために薬でうがい
- しばらくそのまま
経鼻の場合は、
- 胃の動きを抑える薬を少量飲む
- 鼻にジェル状の麻酔・潤滑剤をシリンジで注入
- 横向きに寝て、すぐに先生が登場
以前に比べて、時間が大幅に短縮されているように感じました。
さて、5ミリほどの細い(経口は9ミリほど)内視鏡が鼻に入ります。看護師さんが管にジェルを塗って、滑りを良くします。
わたしは鼻腔が狭いので、多少の傷みを感じましたが、その後はスムーズに管が入って行きました。喉の付け根を通らないので「おえっ」と吐き気はありません。やはり、経口に比べて数段楽ですね。
時間にして5分程度でしょうか、隈なく見ていただきまして、あっという間に検査は終了。
今回は、心配していた鼻からの出血はありませんでした。
気になる結果は
「何もなかったよ。悪いところは何もなかった。粘膜不整もなかったです。安心して仕事をしてくださいね。」
「先生、ありがとうございました。前のところでは鼻からの出血が止まらなくて…今回は、本当に楽にさせていただきました。」
個人的には「胃の内視鏡検査は経鼻がおすすめ。今や気軽に受けられる検査の一つになった」と思います。
レントゲン検査はバリウムの排出の苦労がありますし、要再検査になった際には結局胃カメラを飲まなければなりませんから、可能であれば初めから胃内視鏡検査をしたほうがいいのではないかと思います。
精密検査としての感度(がんがある人を正しく診断できる精度)は内視鏡検査で77~89%、レントゲン検査で70~90%だそうです。内視鏡は内部を直接観察できるので、診断が確定しやすいです。
早期発見が何より大切、今、この記事を安心して書けていることに感謝しています。
今日はここまで。
ご覧いただき、ありがとうございました。