生まれて始めて見た歌手
神田広美さんは1977年1月にポリドール・レコードからデビューした歌手。
1956年11月3日生、大阪府岸和田市出身。日本テレビのオーディション番組「スター誕生!」で優勝しポリドール・レコードから「人見知り」でデビュー。その後作詞家に転向し、山口百恵、伊藤銀次、荻野目洋子などに作品を提供。(Wikipedia)
この曲の思い出
1977年(S52年)、ラジオの公開収録だと記憶しているが、近所にある公民館近くの駐車場に歌手が来るとの知らせがあった。
片田舎に住む田舎者の私は色めき立ち、会場に向かった。
そこにいたのはデビューしたての神田広美さんだった。
それまで見たことがないくらい可愛らしく、歌声が美しかった。
素直に感動した。別世界の人だと。
曲はデビュー曲の「人見知り」
もう逢えない男性との朝の別れを寂しく描いている。
作詞は当時最も勢いのあった松本 隆さん、作曲はキャンディーズなどの楽曲を手掛けた穂口雄右さん。後の旦那さんである。デビュー曲のレコーディングの際に、互いに通じ合うものがあったそうだ。
この曲が素晴らしい。切なくて情熱的で、兎にも角にも曲が素晴らしい。メジャーな曲調の中、サビが一瞬マイナー展開して切なさを感じさせる。
当時はそんなことは分からなかったのだが、すぐにレコードを注文した。そして何度も聞いた。
オリコン最高43位、売上5万枚。
同行していたマネージャーが「これからたくさんテレビに出ます。応援お願いします!」と言っていたのが忘れられない。
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当時から、ジャケット写真、どうにかならなかったのか?と残念に思った。
実際はとても可愛かったのに!
ひとおもいに泣けたらいいですね ひとおもいに死ねたらいいですね
不幸な娘の影は 薄いと教えたあなた 舗道にのびた サヨナラの影
私はもとの人見知り
ひとおもいに泣けたらいいですね ひとおもいに死ねたらいいですね
不幸な娘の影は 長いとつぶやくあなた 愛することが ぶきっちょだから
私はもとの人見知り
不幸な娘がおとす 涙にゆれてたあなた ビルの谷間に 消えたくつおと
私はもとの人見知り(一部抜粋)