合格基準点が135点
受験者数33,296人
合格者数16,084人
合格率48.3%
合格基準点135点
合格基準点が低値になり、さらに合格率が下がったということは、第5回試験の問題が従来に比べて難しかったことを表しています。
このブログで主に取り上げている第3回試験は受験者数が13,629人、合格率が53.4%、合格基準点が138点でした。
第5回試験はGルートの最終回で、駆け込み受験者が増加しました。(ちなみに第4回は21,055人)
念願叶って合格した方、本当におめでとうございました。
残念ながら不合格となった方々にとって、今の無力感や喪失感はとても大きいと思われます。
人と過去は変えられないもの
新たな道を模索して、新たな花を咲かせてください
これまでの試験でおよそ72,000人の公認心理師が誕生したわけですが、Gルートがなくなる今後は新たな公認心理師の数は鈍化すると考えられます。
国全体で見た場合にこの数字は多いのか少ないのか、需要と供給のバランスはどうか、大いに気になるところではあります。
公認心理師の資格は今の業務に箔をつける(信頼度を増すという意味で)には有効ですし、就職に有利に働くことはあると思います。
- 公認心理師ももっているんだ、すごいね
- 公認心理師と臨床心理士があれば、カウンセラーとして申し分ないね
上記のような評価はありますが、実際のところ公認心理師が公認心理師として活躍できるキャパは如何ほどかと考えてしまいます。
◯人以上の会社や企業に心理職を常駐させる、スクールカウンセラーを1校あたり1名を常駐させるなどの方策が実現され、心理職の活躍の場が増えることを願います。