趣味で色々な植物を育てています。
そろそろ気温が低くなってきて、朝には霜が見られるようになってきました。
この霜が植物にとっては大敵なのです。
空気と接触している物体の表面の温度が霜点(温度が0度以下のときの露点[結露ができる温度])よりも低くなると、空気中の水蒸気が昇華し、物体の表面に微細な結晶構造を持つ氷が成長します。 着氷現象の一種で、この結晶、またはこの現象自体を霜と言います。
車がカーポートやガレージがあれば霜や雪に悩まされずに済むのと同じように、植物にも屋根のようなものがあると霜が降りるのを防ぐことができます。
そこで、インパクトドライバーを片手に「何か作るものがない?」と尋ねてくる旦那に「ミニ温室」をお願いしました。
- 私の好きな斜め屋根(開放可能)
- 観音扉(マグネットキャッチ付き)
- 透明ポリカボード(温室効果)
- 幅は900mm、奥行は450mm、高さは1200mm程度
早速、製品版を購入したDIY用CADで設計

これのお陰で、設計が本当に楽になったそうです。自動で木取り図を作ってくれるので、どの材料がどれだけ必要なのかが一目瞭然なのだとか。
週末作業で2週間かかってようやく完成しました。
- 1×4材:4本
- 1×2材:12本
- ハモニカーボ(1820×910mm×3mm):2枚
- 丁番(38mm):6つ
- 取手:3つ
- アサヒペン パワーテープ:3本
塗料代も含めると15,000円ほどかかりました。
開閉する部分はシルバー系、柱部分はホワイトなのがお気に入り。
壁掛けボックスや園芸用作業台と同じ配色です。


サイズ感は下の写真の通りです。
扉はマグネットキャッチで勝手に開くのを防いでいます。

ポリカのビス打ちは難しい(ヒビが発生しやすい)ため、パワーテープという強力防水テープで貼り付けています。

ハーモニカーボは耐候性に優れる特殊ポリカーボネイト、我が家ではこれで二重窓を作っています。
中空構造のお陰で、断熱に優れています。
これで、寒さに弱い植物たちを冬の冷気から守ることができます。

朝露からしっかり守ってくれています。

温室の中は快適そのものといったところです。


次はコンパネを使った物入れ兼ベンチを作る予定なのだとか。

こちらも期待しております (๑˙❥˙๑)