このブログは「WordPress」で書かれています。ブログ作成のスタンダードとも言えるシステム。
自動バージョンアップができたり、動作も比較的軽くて編集の使い勝手もベリーグッド。
慣れちゃえば、私でもサクサクっと編集できます。
先日、旦那さまがネットなんとかをテスト運用しようとしていて、頭をかきむしっていたので、これは面白いということで記事にさせてもらいました。
旦那さまが試していたのは、NetCommonsというシステムでした。
以下旦那さまより…
NetCommons とは,国立情報学研究所(NII)が開発している次世代情報共有基盤システム。
WordPressと同じCMS(コンテンツマネジメントシステム)で,主に教育機関で使われているようです。
なにか使い勝手のいいCMSはないだろうかと、とりあえず、レンタルサーバー上で運用していました。
でもね、このNetCommons3…
- 動作が遅い
- インストールやバージョンアップにてこずる
私の環境だけかもしれませんが、ワードプレスと比較すると雲泥の差です。
また、バージョンアップがうまくいかない。
洗練されていないというか、突き放され感が大きいというか、パソコンがちょっと分かる程度の人は、運用はまず無理だと思われます。
今回、3.2.1から3.2.2にバージョンアップしようとしたら、「内部エラー」が出て、どうしてもバージョンアップができなかった。
当方のサーバーはPHP7.3.4の運用に切り替えたばかり。
とりあえず、app/tmp/logs/error.log を確認してみると、
Error: Cannot use ‘object’ as class name as it is reserved in *** line **
ネットで調べてみると、どうやら、“Object” という名前が PHP の予約語と衝突している模様。
app/Plugin/Migrations/Lib/CakeMigration.php というコード上で原因があるようなので、このコードを
class CakeMigration extends Object { から class CakeMigration extends CakeObject {
というように CakeObject と変更したら、問題なくインストール作業を終えることができました。
今回はなんとかなりましたが、エラーが出ても、それを解決する情報が少ないです。
無事にアップデートできたと思ったら、今度は、ログインして何らかの操作すると、ログオフ状態で画面が返ってくる。
ブラウザをリロードしてもだめで、ブラウザを再起動させるとログオン状態になっていたりと、とても不安定。
仕方なく、サーバーの機能を使って前バージョンに復元しました。
前に使っていたNetCommons2は動作が比較的軽くてよかった。
作成したモジュールのコピーや移動も簡単だった。
エディタで編集した文字の文字化けなど、癖があるにはあったけど。
しかし、残念なことにNetCommons2はPHP7.3上では動かないのです。
2から3への移行ツールがあったけど、再現性が低くエラーもあったりで、私の環境では使えませんでしたt。
以上、少々残念な体験記でありました。
と、私には何を言っているのかさっぱりではありますが、ツールには相性があるもの。
たぶん、私はPC、そしてWordPressの機能の100分の1も使えていません。
お気に入りのツールをとことん使いこなせるようになりたいものです。