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【Parallels Desktop】バージョンアップがすべてにおいて良いわけではない件

私のMacbook Pro(15:Late 2013)には、Parallels Desktopをインストールして、使い慣れてきたWindowsを動かしています。



Parallels Desktopはすばらしいアプリ

Macbook Proはメモリを8GB積んでいますから、仮想環境で動かしているWindows 10は動作が速く省メモリな32bit版です。Macから割り当てるメモリは多くても半分と考えると、32bit版で十分だからです。あまり多くのメモリを仮想環境に割り当ててしまうと、ホスト側のMac OSの動作に影響を及ぼしてしまい、本末転倒な結果になります。

Parallels Desktopは、最初に導入したのがv.10で、それからv.12、そして2018年9月にv.14にアップグレードしています。

このソフトは、毎年恒例ともいえるバージョンアップを行い、アップグレード価格は5,000円程度です。私、毎回アップグレードすることはしませんが、Mac OSのバージョンアップに伴い、適当にParallels Desktopをアップグレードしています。

このソフトがよくできていて、Windowsが速く快適に動作します。仮想環境で動いているのを忘れるほど快適です。特に私は、Windowsをフルスクリーンで使いますから、キーボードの違いを除けば、目の前にあるのは生粋のWindowsマシンと錯覚します。

アドビ イラストレーターCS2を今でも愛用しているので、32bit版のWindows10を使う理由はそこにもあります。

ちょっとした不具合

さて、Parallels Desktopは毎年、そのバージョンアップ内容を宣伝してきます。動作スピードが〇%アップしたとか、メモリの消費量が〇%ダウンしたとか、特別なツールが付属するとか、枚挙にいとまがありません。なるほど、レジュームからの復帰が速くなったとか、実際に感じられる恩恵もあります。

しかし、???ということもいくつかあるんです。

その1
v.10では、仮想環境の最適化案が4つ提示されていて、「業務用ツール」「グラフィック」「開発用」「ゲーム」の中から、運用に合う環境を選択すると、使用CPU数やメモリ量、グラフィックメモリ量などを自動で設定してくれます。

 

 

その選択支が、v.12から「業務用ツール」「ゲーム」の二つと、少なくなりました。v.10の時には、「グラフィック」を選んでいたので、この設定は残ったのですが、「開発用」の項目はなくなっていたのでした。

 

Parallels Desktop にはPro版があって、そちらのバージョンには4つの設定があるようです。もともと装備していた選択項目を、バージョンアップの際に削ったということなのでしょうか。

その2
画面表示の方法が複数あって、「コヒーレンス」「フルスクリーン」「ウインドウ」が選べます。「コヒーレンス」はMacの画面上にWindowsアプリが表示されるといった、まさにシームレス(WidnowsアプリをMacアプリとして使える)な環境を実現しています。わたしは「フルスクリーン」派ですが、MacとWindowsの一体感を好む方は迷わずこれですね。

さらに細かな設定項目があって、「Retinaに最適」「サイズ調整される」のオプションから選べます。「Retinaに最適」にすれば、文字はエッジがきれいで、アイコン等の見栄えも完璧ですが、アプリによっては、各パーツが小さく表示されて操作性が極端に低下することがあります。

 

だから、私は「サイズ調整される」を選んでいます。Mac側Retinaで実表示サイズが1440×900であれば、Windows側でも1440×900で表示スケールも100%です。「Retinaに最適」だと、Windows側はディスプレイのサイズを2880×1800と認識し、アプリ等をスケーリング(拡大)することによって、実表示解像度に合わせています。したがって、自動スケーリングに対応していないアプリは、非常に小さく表示されるわけです。

試行錯誤とちょっと後悔

さて、「サイズ調整される」で実解像度1440×900、フルスクリーンモードできれいに表示されていたアプリの文字やパーツがv.14にアップデートしてからというもの、にじんだようにボケてしまうのです。文字をきれいに見せるClearテキストの調整も効果なし。

説明書(PDF)には、「サイズ調整される」では、文字などがにじむことが明記されているのですが、v.12まではきれいに表示されていたのです。※設定は両バージョンともに同一

我慢できなくなってv.12に戻したところ、やはり、文字のエッジがしっかり立っているというか、きれいに表示されるのです。

先日v.14がマイナーアップしたので期待を込めて再インストールしてみたのですが、改善されていませんでしたので、またすぐにv.12に戻しました。これは改善されるの?もしかして「仕様」なのでしょうか?前バージョンで完璧ともいえる状況だったのに、新バージョンではどうして・・・

私の場合このような状況なので、v.14へのアップグレードについては様子見するべきだったと大変後悔しています。私のようにすぐに飛びつくことなく、体験版を使ってみることが大切ですね。

結論:体験版を使って、細部までしっかりと確かめましょう。

今日はここまで。

ご覧いただき、ありがとうございました。


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