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【保護猫:2日目】動物病院で診察 DAY2:Rescued Kitten

我が家の一員となった「福」

早朝、恐る恐るダンボールの中を覗いてみると弱々しく息をしていました。

目は炎症でしょぼしょぼ、猫風邪のためか喉や鼻はゼロゼロと音を立てています。

傍らには黒いタール状の便が、そしてタオルにはおしっこの跡がありました。

便には猫砂がついていました。

それを袋に入れ、夕方に行く動物病院への持参品とします。

おそらくぎょう虫や回虫がいるはずです。

私も旦那も仕事なので、もう半日頑張ってくれと祈りながら仕事に向かいました。

17時30分に家を出発することを確認し、その日は福の体調が気になって仕方がありません。

福をペットキャリーに入れ、予定通りに家を出発し、動物病院に向かいます。

ダックスのななが膵炎を発症した時に大変お世話になった病院で、最新の設備が整っている病院です。

いつもは大変混んでいるのですが、何故かこの日はすぐに診察してもらえました。

  • 体重は500g
  • おそらく生後2ヶ月
  • おそらく女の子
  • 栄養状態などから、あと2日の生命だったと考えられる
  • 猫風邪、結膜炎、寄生虫が見られる
  • 猫エイズなどの重篤なウイルス疾患はない
  • まずは食べることが大切、このまま食が進まない場合はもう一度来院が必要
  • 順調であれば1週間後に再度診察

家には先住猫がいるので、感染症系は要注意です。

また、生後2ヶ月とは正直驚きました。

体の大きさから1ヶ月程度だと思っていました。

ある程度の月齢は歯の状況から分かるのだそうです。

獣医の先生からは次のような処置をしていただきました。

  • 寄生虫を駆除するために、レボリューションプラスを皮膚に滴下
  • 抗生剤入りのシロップ(0.5mlを朝と夕)1週間分
  • 目薬 1週間分
  • ヒルズの回復期用ウェットフード

この日の会計は2万3千円ほどでした。

二人とも、ホッと胸をなでおろしました。

一つの小さな命を救えた…

野良猫の平均寿命は約4年、家猫の場合は十数年、母猫が仕方なく捨てた病気の子猫が、その猫家族の中で一番の幸せ者になるかもしれない、そう考えると運のめぐり合わせの不思議さを感じざるを得ません。

帰宅途中、ドラックストアに立ち寄り、離乳食やペットシーツ、猫砂などを買いました。

家に着き、ななが使っていたゲージを物置から引っ張り出して組み立て、居住スペースを作りました。

ベッドは先住猫が使っていたペット用のベッド(洗濯して保管)をお下がりで使います。

福は相変わらずゼロゼロと音を立てて元気なさげですが、とりあえず、安心して寝られる状況が一番です。

誰も助けてくれることなく、命の危険に晒され、不安の中でどれだけ心細かったことか。

福、安心していいんだよ、ゆっくりお休み…

次回に続きます。

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