最近は旦那のDIYネタが多くて、トップページだけ見るとDIY系のブログと化してしまっている今日このごろです (*^^*)
マキタのフラッグシップ チップソー
前の記事の中に書いたとおり、丸ノコに当初使っていた「ブラックパールサイレント」の切れ味が早くも悪くなってきたようなので、旦那が私にお願いし、マキタの営業さんから入手したという流れになります。
このチップソーはマキタ純正のフラッグシップなので、125mmとはいえとても高価な品物。金物屋さんでは4000円から5000円程度で販売しています。
アマゾンでは2900円程なので、皆さんはこちらから買うのがお得ですね。
125mはブリターパックに入っています。
刃数は35丁、刃厚は1.4mmです。
ちなみにブラックパールサイレントは刃数が42丁、刃先厚は1.2mmです。
一般的に刃数が多いと切り口はきれいで切断スピードが落ちます。
逆に刃数が少ないと切り口のきれいさは劣り、切断スピードが早くなります。
しかし、ネットで評価を見てみると35丁であっても切り口はとてもきれいで、しかも速いとのことですから大いに期待できます。
なにせ、キャッチフレーズが「紙を切るような軽い切れ味!」ですから。
また、刃先厚はチップソーの剛性に関わっていて、節などの硬い部分に刃が当たった際に刃がよれてしまうようになります。
安価な製品は初めはきれいに静かに切れるのですが、早くに耐久性が落ちてしまう製品が多いようです。
この高耐久性が、現場のプロに支持されている由縁なのでしょう。
現に私が使っていたブラックパールサイレントも、意外に早く切れ味が落ちて切り口に木のバリが多く発生するようになりました。
さて、マキタのフラッグシップはどのような切れ味を見せてくれるのでしょうか。
ブラックパールサイレントと鮫肌
刃先の違い
まず目につくのが刃先の違い。
ブラックパールサイレントの刃は規則正しく並んでいます。
一方、鮫肌はなんとも複雑な意匠です。
刃の間隔、刃の角度に単純な規則性がありません。
美しく速く切るためのノウハウが凝縮されているのだと思われます。
表面処理
チップソーは滑りを良くし、ヤニの付着防止、バッテリーの消費を抑えるために各社表面処理に工夫をこらしています。
ブラックパールサイレントはブラックパールフッ素コーティング
鮫肌は特殊印刷技術による摩擦低減を図っています。
切断面
※ブラックパールサイレントはこれまで使用してきたもの、鮫肌は新品なので比較はできません。あくまでも参考程度にご覧ください。
赤松KDの切り口を見てみます。
ブラックパールサイレント
切れ味が落ちてきたのが、バリの多さに現れています。
鮫肌
さすがは35丁、軽くスーッと切れていきます。
この比較では新品の鮫肌がきれいなのは一目瞭然ですが、ブラックパールサイレントも導入当初は大変綺麗に切ることができていました。
ブラックパールサイレントは週末DIY 約2ヶ月の使用でこの様になりましたが、鮫肌の耐久性がどれほどなのか、とても楽しみです。
マキタの丸ノコにマキタの最高峰チップソー、素敵です!
何度も言いますが、日本の工業製品ってなんて機能的で美しいのだろう!
日本人に生まれてよかった!