私は生まれてこの方、豪華で知られる仙台の初売りに行ったことがありません。
テレビでは昔から仙台の初売りをニュースにしていて、「お茶の井ヶ田」の大きなお茶箱の福袋(箱?)が印象深い。行く途中に聞いたラジオでも「2割増し商品券」と宣伝していました。
昨年の2日には大崎市にある「あ・ら・伊達な道の駅」に行ったので、今回は都会に、それも一度も経験したことがないことを経験したく、仙台に行ってきました。
このブログで記事にしている「仙ぶら」で仙台には何度も行っているのですが、1月2日の仙台は一体どうなっているのでしょう?
旦那さまのクラウンにて出発、9時30分にいつもの駐車場に車を止めました。空きは数台分とギリギリセーフ。金港堂という本屋さんの場所からアーケードに入り、藤崎方面へ向かいます。
たくさんの福袋を抱えた人たちがこちらに歩いてきます。
もしかして、もう買い物が一段落して、帰る人達?
初売りは早朝から店を開けるので、第一弾はすでに終了の模様。
藤崎方面を見ると、すごい人だかり。人の列が何本もあるのですが、一体何が目的なのか私にはさっぱり分かりません。案内の人が旗を持って誘導しているわけではなく、皆さん、きちんと下調べをしてきているのです。私は、流れに任せて人混みの中を漂流しているような状態。
家を出る時に、
今日は星乃珈琲店でチョコレートパンケーキを食べる!
と決めてきたのですが、星乃珈琲店の前にも長い列が。
こりゃ、絶対無理!
ということで、この日のブランチは諦めました。
藤崎の中に、なんとか入って、Y’sやGUCCIなどをひと通り見ました。福袋が目的ではないので、今回は様子を見るだけ。しかし、すごい人だかりで酔いそうでした。写真など撮ることもできず、私の分はこれにて終了。
すごいわ、仙台の初売り!
さて、旦那さまの行動はというと…
別行動になって、すぐに金港堂にて推理小説を買う。
2019年本屋大賞 翻訳小説部門1位のカササギ殺人事件 上・下巻とメインテーマは殺人
どちらもアンソニー・ホロヴィッツ作
エビアンにていつものマンデリンを注文。コーヒーの深い香りを楽しみながら読書。
小説を読むときは、登場人物を押さえることが寛容なので、特に時間をかけてゆっくりと、時には読み返しながら読んでいきます。この小説、序盤からなかなか引き込まれます。
喫茶店でお気に入りの本を読むのって、贅沢な時間の使い方です。
10時半を過ぎたあたりで、法被を着た人が
縁起物ですから、ここで獅子舞を披露させてください
と店内に入ってきました。店員さんはちょっと驚いて
少し待ってくださいね
と言ったのですが、お客さんが拍手をするものだから、法被の人が
拍手をいただきました、では!
と始まり始まり。
お囃子の調子に合わせて、獅子舞を披露していただきました。
旦那さま(是非にと手を上げたそう)をはじめ、希望する方の頭を噛んでくれました。
こいつぁ、新年早々縁起がいいや!
11時、今年最初の外食は「仙台っ子」ラーメンと相成りました。
終日OKのランチセットの大盛り、970円を注文。
今日のは、塩加減が絶妙でご飯の塩梅もよく、特別美味しかったそうです。
さて、駐車場に戻ってきた私に、旦那さまからプレゼント。
大好きな「kazunori ikeda individuel」フランス菓子。
はいっ、これ新年初のプレゼント
えっ、やだ~、感激!
このお菓子の大きさはおよそ4cmほど。12個入りで3,200円ほどです。高級なお菓子ではありますが、そのどれもが美味しいのです。彩りもきれいで、女子にはたまりません。
胃も(身も)心も幸せな正月2日となりました。
今日はここまで。
ご覧いただき、ありがとうございました。