旦那が中古ノートパソコンを買いましたので、その報告をいたします。
ThinkPad歴
かれこれ12年ほど前にさかのぼります…
仕事用にIBMのノートPC ThinkPad X41を購入しました。
X41は薄型軽量のPCで仕事の相棒としてよく働いてくれたのです。
本製品は、ThinkPad X40の上位機種として位置づけられ、全機種に指紋認証センサーを搭載しています。また指紋センサーに必要なソフトウェアを初期導入しています。持ち歩くモバイルPCだからこそ、高度なセキュリティーを誰にも使いやすくご提供しています。また徹底したシステム冷却によってB5ノートにモバイル インテル(R) 915GM Express チップセットの搭載を実現しています。CPUには インテル(R) Pentium(R) M プロセッサ 低電圧版 758 (1.50GHz) を搭載。更に、ウルトラベース X4(別売)のセカンド・ハードディスクのデータもハードディスク・アクティブプロテクション・システムで守ります。 (下記サイトより)
製品の常で、メリットとデメリットがあったのは致し方ありません。
【メリット】
- 当時としては軽い1.3キロほどの重量
- キーボードの打鍵感が秀逸
- 7列配置のキーボードの使い勝手の良さ
- トラックポイントの使い勝手の良さ
- Pentium Mプロセッサーの処理速度
【デメリット】
- 超小型HDD(1.8インチ、4200rpm)の遅さ
- 振動感知による頻繁なHDDの停止
- 天板がピーチスキン(ゴム系コート)で傷つきやすい
- USB端子が故障しやすい
- バッテリーが劣化しやすい、という印象
当初 Windows XPマシンだったのですが、メモリを認識最大値の1.5Gまで増量し、あまりにも遅いHDDをSSD化したりして Windows 7までは延命させました。
しかし、低電圧版 Pentium M 1.5GHzではどうしようもなく、あえなく使用終了となりました。
なぜX230を購入したのか
AS1410が突然の昇天、クロムブックとして活用していたポータブックを急遽Windows10マシンとして再構築しました。
しかし、やはりポータブック、AtomというポンコツCPUとメモリ2G、eMMC32Gという変態仕様は、軽い仕事さえ全く受け付けずに我慢の限界を迎えたのでした。
我が家にはi7やi5を積んだ高性能PCがありますが、モバイル用途のPCはもはや無くなってしまったに等しい…
そこで、白羽の矢を立てたのがX230という訳。
- 価格が手ごろ(2万円程度)
- CPUはi5 3320M(2コア4スレッド)、今でも十二分に活躍できる
- メモリは4G(1スロット空き)、8Gに増設すれば快適
- 打つ者を虜にする秀逸なキーボード、絶妙な打鍵感
- メンテナンスしやすい筐体、修理や改造が用意
- サードパーティの部品が豊富に流通
筐体をチェック
ヤフオクを物色していたら、筐体やキーボードに使用感があまりない上玉が目にとまりました。
- Core i5 3320M 2.6GHz
- SSD120G
- メモリ4G
- Windows10Pro
- WPS Office 2019
- Webカメラ、Bluetoothなし
- 6セルバッテリー(新品の80%程度の容量)
- 使用感ほぼなし
すかさず入札!
18,500円で落札し、無事我が家に届きました。
天板は拭き後があるが、自分できれいにできそうです。
天板左隅に剥がれを発見!
こちらは、耐久性のある特殊マジックで目立たなくします。
底面も傷なくきれいです。
ねじは塗装が剥げているのがあり、やはりXシリーズ、開けていないわけがありませんね。
キーボードは全体的にきれいで、テカリもほとんどない美品です。
トラックパッド周りもきれいです。
左側に糊跡を発見!
消毒用エタノールを綿棒に付けてきれいに取ります。
液晶をじっくり見てみると、シミがありました!
X41にも経年変化で出現していました。
これがあるから、ThinkPadの液晶品質は低いのではと考えてしまいます。
分かりにくいが写真中央に縦1㎝ほどのシミがあります。
一番目立つのは液晶カバー右上の欠けです。
でも、どうしても気になる場合は、パーツを買って交換すればいいだけ。
これこそThnkPadの醍醐味なのです。
ざっと、新しい相棒の外観を紹介しました。
はじめからSSD120Gが積まれていたので、まずは速度測定してからいろいろと考えたいと思います。