本記事には写真がありません。
修復した後に、もう一度作業内容を再現しようとも考えたのですが、それによって部品が再度変形することが心配されましたので、掲載を断念しました。
分かる人のみが想像しながら読めるニッチな記事となっておりますことをお詫びいたします。
「9」キーだけがおかしい
中古品のX230、いろいろと動作確認で楽しんでいると、「9」キーだけが固いということに気が付きました。
明らかに押下に必要な圧が異なるのです。
中古品ですから、新たなキーボードを購入したりするのは避けたいところ。
中古品で購入したら、お金をかけるべきではないというのが私の考え。
修理に取り掛かり
ということで、早速分解することにしました。
キートップ下にマウスパッドを挟み込んで持ち上げ、下方から上側にめくるようにするとキートップが外れます。
見てみると、パンタグラフ右上部分が明らかに変形していました。
Vの字に曲がって、パンタグラフの下側が浮き上がる形になっていました。
外側のパーツが変形しているので、内側のパーツがスムーズに動きません。
原因はこれか!
パンタグラフは難しい
さて、パンタグラフを外さなければなりません。
これには四苦八苦しました。
下の公式ページを参考にしながら、パンタグラフ上方にあるポッチをマイナスドライバーで上側にずらして何とか外すことに成功しました。
※2.パンタグラフと本体側を取り付けます。の赤枠部分です。
参考
キーボードのキートップが外れた場合の対処方法Lenovo
修復作業
曲がっているプラ部品(外枠)をある程度力を入れてまっすぐにしてから、熱湯の中に浸して形を復元させました。
冷水で形を固定して水気を取り、外した時の逆順でパンタグラフをはめ込み、キートップを上から押し込んで装着しました。
結果は、大成功です。
「9」キーだけが重く、節度感がなく、たまに入力できない時がありましたが、他のキーと遜色ない押し心地になりました。