Google アドセンスとは
Google アドセンスとは、オンラインコンテンツを収益化できるサービスのこと。
サイトに広告コードを貼り付けると、Googleが最適化した広告を自動的に配信し、サイト閲覧者がその広告をクリックすると広告主にGoogleが請求をしてサイト運営者(パブリッシャー)に収益が支払われる仕組み。
サイト運営にはサーバー料金やプログラム開発費、参考資料など結構な費用が掛かっており、アドセンスの収益によってサイトの維持や質の向上が期待できます。
もちろん、広告のクリックは閲覧者の純粋な興味関心に基づくことが大前提です
さらに、収益化はコンテンツの価値づけという点でも大きなモチベーションとなります。
アドセンスには厳しいパブリッシャー向けポリシーがあって、その審査は相当厳しく通過率はびっくりするぐらい低いのです。
Googleが一番に大切にするのは広告主であってパブリッシャーではありません。広告費を払いGoogleに利益をもたらす側に迷惑が掛からぬようにするのは当たり前のことです。
審査通過率は4%?の狭き門
アドセンスは閲覧者が広告をクリックするだけで報酬が得られるという、成果条件が低いサービスといえます。
しかしながら、申し込めば誰でも参加が認められるわけではなく、「審査」というものが存在 します。その審査は厳しく通過率は驚くほど低いのです。
Googleアドセンスの英語圏のヘルプフォーラムでトップコントリビューターが明かした情報によると、2017年の時点での非承認率は96%以上、つまり審査を通過している割合は全体の4%以下ということになります(※)。
※https://www.blogging-life.com/adsense-application-very-high-reject-rate-2017/
私もサイトを登録して審査を申し込みましたが、何度も以下の通知が届いて「これは無理かもしれない」と半ばあきらめていました。

不合格通知には具体的な改善点が明示されておらず、違反しているポリシーが示されます。いったいどこの何がだめなのかが分からないので、暗中模索であれやこれやと修正する必要があります。
何度も審査に落ちてしまうとサイト運営へのモチベーションが下がってしまいがち。
「アドセンス合格のコツ」のようなサイトがたくさんあって、それらを参考に修正してみるのですが上手くいきません。私が修正をしたのは次のようになります。(でも、だめでしたが…)
- お問い合わせの設置
- サイトマップの設置
- プライバシーポリシーのリライト
- トップページのデザイン変更
- 飲酒や薬に関する記事の削除
- 文字数の少ない記事のリライトと削除
苦難の末、アドセンス無事に審査通過
審査不合格の時にはメールの件名が次のようになるのですが…
AdSense の利用を開始するには、問題を解決する必要があります
ある時、メールを確かめると今までと違う件名があるような…んっ?!
サイトに AdSense 広告を配信する準備ができました
目を疑いました。時間が経つにつれ、やっと合格できたという、試験に合格した時に味わえる安堵感が押し寄せてきました。

合格した時の修正内容は、次のようなものでした。
ソフトウェアにエラーが生じており、その不具合解消までの経過やフィードバックについての記事を詳しく掲載した
ソフトウェアのサポート情報を適時掲載したのがユーザーにとって有益な体験をもたらすと評価されたのか?
何が奏功したのか全く分かりませんが、申請15回の末に見事合格できました。
広告設定に関して注意した点
合格したのは良かったのですが、今度はアカウント停止(BAN)にならないように細心の注意が必要です。
最も注意が必要なのは以下の点だと思われます。
- 自クリック
- 広告の貼りすぎ
- アドセンス狩りへの対応
自クリックへの対応
広告を出すのは経費が掛かっているわけで、広告主に少なからず損害を与えてしまうことになる行為は絶対に行ってはなりません。これについては自らが厳重に注意するしかありません。
サイトを管理する上で自ら閲覧することは必要ですが、アドセンスも表示されるのでクリックしないように気を付けなければなりません。Chromの拡張機能であるAdblockを自サイトに適用して広告を表示させないようにしようとしましたが、サイト内のリンクしか表示されなくなり断念。
アドセンスのヘルプには次のようにあります。
無効なインプレッションを発生させずにご自身のサイトを閲覧する
無効なインプレッションを発生させなければ、ご自身のウェブページを自由に閲覧していただけます。ご自身のウェブページを表示するだけで、良好なアカウントの状態が損なわれることはありません。ただし、広告をクリックしたりページの再読み込みを過度に繰り返したりすることは避けてください。Google では、無効なクリックやインプレッションに関する問題を深刻に受け止めており、自動監視システムの他に専門のスペシャリスト チームを編成し、不正なアクティビティの検出と確認を行っています。
広告をクリックすることはなくても、再読み込みは極力避けなければなりません。
そしてアドセンスのポリシーセンターをこまめにチェックして、サイトに問題がないかを確認することが大切です

広告の貼りすぎ
「コンテンツよりも広告が多い」ことにも気を付けなければなりません。
ワードプレスには広告を簡単に配置する仕組みが備わっていますが、簡単が故にあれもこれもと広告を設置しがちです。
ポリシーをよく理解し、広告掲載者であるという意識を高く持たねばなりません。
- 追尾型サイドバーに貼れるアドセンス広告は1つだけ
- スマホで見た場合に一つの画面内に2つ以上の記事が表示されてはならない 今までわからなかったことが多すぎる!
次の本がオススメです。
現在、私は「自動広告」をメインに使い、自分で設置するのは画面右上の広告の一等地と記事内目次の上、見出し上、記事下のMultiplex 広告としています。(ごく一部、記事内もあり)
自動広告はアドセンスのAIがコンテンツを分析して、最適な場所に広告を貼ってくれるというもの。自分が好きな場所に貼れませんが、アドセンスに任せていれば間違いがありません。
アドセンス狩りへの対応
以前、ワルシャワからの不穏なアクセスが集中したことがありました。アドセンス狩りの動作だったかもしれません。
アドセンス狩りとは、アドセンス広告を貼っているWEBサイトに対して、一部の悪質なユーザーが広告を故意に連続クリックすることで、アドセンスアカウントのBAN(=停止)などを狙う行為をいいます。
ワードプレスのプラグイン「Ad Invalid Click Protector(AICP)」をインストールし、次の設定とすることでアドセンス狩りに対する対策を施しました。
このプラグインを入れることによって、同一ユーザーから「指定した時間」の間で、「指定した回数」の広告クリックが行われると、「指定した日数」の間はサイトへのアクセスを遮断することができます。

アドセンスは別格
他のクリック報酬型広告と比べて、アドセンスの報酬は群を抜いていると言われます。
他の広告ではアドセンスと比べて1/5~1/10らしい。また、アダルト系のかなりきわどい広告が表示されることもあるようです。
アドセンスの収益が高いのは、アドセンスが世界中の数多くの企業から信頼されることによって、ユーザーの興味関心を引く広告を多種多様に有していることが要因だと思います。
※アドセンスは現在、クリック報酬型からインプレッション報酬型に移行しています。
アドセンスはブロガーにとってモチベーションを上げてくれる特別な資格のようなもの。
アドセンスの審査を通過したことを機に、さらに充実したサイトになるよう努めたいと思います。