先日、メルカリでずっと探していた商品を見つけました。
価格も手頃、状態も良い。
「これは即決!」と購入ボタンを押した瞬間は、胸が高鳴っていました。
しかし…取引画面を見て違和感。
到着予定日:最短で1週間後
え、今の時代にそんなにかかる?
普段のメルカリ便なら翌日か、遅くても2〜3日で届くのに…。
出品者に「早め発送」をお願いしたけれど…
急ぎで使う予定があったため、すぐ出品者にメッセージしました。
「できれば最短で送っていただけないでしょうか?」
出品者も快く「発送は最短で、とお願いします」と返事をくれました。
翌日、さっそく販売者宅にスタッフが引き取りに来たとの通知。
「これなら予定より早く届くかも!」と期待したのですが…。
その後、追跡画面は沈黙
営業所から出荷された形跡もなく、ステータスは変わらないまま、ただ日だけが過ぎていきます。
なぜ「たのメル便」はこんなに遅いのか?
調べてみると、たのメル便が遅いのにはちゃんと理由がありました。
1. 集荷後に営業所で専用梱包
たのメル便は、家具や大型家電などを安全に運ぶため、営業所で一度開梱・養生・再梱包を行います。
宅配便のように「集荷後そのままトラック直行」ではないため、発送まで数日かかります。
2. 購入者の受取日指定が必須
たのメル便は、購入者がアプリで受取希望日を設定しないと配送スケジュールが確定しません。
さらに、最短日付は「集荷から数日後」にしか設定できない仕組みです。
3. 大型配送の運行日制限
利用しているヤマトホームコンビニエンスの大型便は、地域によっては毎日運行ではなく週数回のみ。
そのため、中継拠点で「配送日待ち」になりやすいのです。
4. 複数便の集約待ち
同じ配送エリア行きの商品がある程度そろうまで出発しないことがあり、これも日数のロスになります。
待つ側の正直な気持ち
正直、この間は落ち着きませんでした。
- 追跡が更新されない不安
- 「本当に動いてるの?」という疑念
- 予定していた使用日に間に合わない焦り
たのメル便は便利なサービスですが、スピード感は宅配便とは別物だと痛感しました。
学んだこと:用途を見極めるべし
今回の教訓はこれです。
たのメル便は「安全第一」、スピードは二の次
大型家具・家電、梱包が難しい品には最適ですが、「急ぎで欲しい」「使用日が決まっている」場合には向きません。
これからは購入前に発送方法を必ずチェックし、たのメル便が設定されている商品の購入は見送るか、場合によっては「らくらくメルカリ便」など通常便への切り替えを相談しようと思います
まとめ
- たのメル便は安全性・梱包品質は高い
- ただし到着まで1週間以上かかることも
- 集荷後すぐ発送されないのは梱包・配送スケジュールの都合
- 急ぎの場合は事前に発送方法を確認しておくことが必須
フリマは便利なシステムですが、これらのことも頭に入れて賢く使いましょう。