春に咲く花で一番好きなのがこれ
バターカップ(ラナンキュラス)
ラナンキュラスは幾重にも重なった、明るい花弁が魅力的な秋植え球根です。近年、切り花用品種を中心に改良が急激に進み、花色だけでなく花形も変化に富んだ品種、香りのよい品種が登場しています。
キンポウゲ(ラナンキュラス)属の植物は約500種ありますが、「ラナンキュラス」と呼ばれているのは、中近東からヨーロッパ南東部にかけての、地中海性気候の地域に分布するラナンキュラス・アシアティクスを中心に改良された園芸品種です。秋から春にかけて生育し、高温になる夏には休眠します。
「ラナンキュラス」はカエルを意味していますが、これはこの属の多くの種が湿った場所に生えるからです。しかし、ラナンキュラス・アシアティクスは多湿にならない水はけのよい場所を好みます。(出典:NHKみんなの園芸)
私は園芸図鑑にあるような大きなのではなくて、庭にひっそりと咲く小さなバターカップが好きです。
黄色のラナンキュラスの花言葉は「優しい心遣い」
では、優しさあふれるバターカップが咲くまでを見てみましょう。
4月の下旬から5月にかけて小さなつぼみが現れます
先端はまだ青々としてます
この頃が一番好き
幾重にも重なったツヤツヤの花びらが素敵です
艶のある花びらが、気品と優しさと力強さを表している気がします
花を咲かせるのは5月、それを過ぎると次の春まで休眠します
ほんの少しオレンジ色が混じった濃いめの黄色は日本人好みの色
緑と黄色のコントラストが素敵です
皆さんの家のお庭の片隅にひっそりと咲いているかもしれません。
お見かけの際は、ぜひ大切になさってくださいね。