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クラウン RS“Limited” はコストパフォーマンス良

こんな記事です
旦那がクラウンの65周年記念車について、そのコスパや装備について熱く語っていました。ちなみに、私はVOLVO XC20を狙っています。

クラウン RS“Limited”

最近のトヨタ、勢いがありますね。

ヤリス、ハリアーどちらも出色の出来栄えといえます。

さて、クラウン発売65周年を記念して「RS Limited」なるモデルが発売されました。

精悍でかっこいい!


画像:トヨタ自動車 HP


参考
65周年アニバーサリーライン RS“Limited”トヨタ自動車

RSといえば、クラウンの中でも走りを期待させるエクステリアと装備の数々が車好きの胸を熱く躍らせる。

購入時、RSかRSアドバンスかで大いに悩んでいました。

エコカー減税で税金が大幅に減額されることでアドバンスに手が届いたという訳です。

  • RS:5,319,000円
  • RS Limited:5,389,000円
  • RS Advance:5,907,000円 ※すべて2.5ハイブリッド2WDの価格(税込み)

今回のRS Limited、標準仕様のRSに比べて僅か7万円で、嬉しい装備が追加されている。

まさにコスパは最強

ちなみにアドバンスとの差は518,000円。

素のRSと比べて嬉しい装備
  • ブラックスパッタリング塗装のRS専用ホイール:これは羨ましい
  • スイングレジスター(送風口の首振り機能):クラウンといえばこれ
  • スモーク加工のメッキとレンズカバー:これは羨ましい
  • インテリアの赤ステッチ:スポーツ心をくすぐる
  • シート再度に合皮を採用:クラウンで使用の合皮は高品質
  • サイドのガラスモールのメッキ処理:RS系すべてに採用
  • BSM(Blind Spot Monitor):大いなる安心感
  • 助手席肩口パワーシートスイッチ:運転席から助手席を操作、便利

などなど。詳しくはカタログをご覧ください。

装備が充実、RS アドバンスと比べて50万円ほど安価に購入できるとあって、評判は上々のようです。

初めてみた時、素直に「かっこいい」と思いました。

ここに注意

しかし、気を付けなければならない点があります。

特に下の2つは今回の小変更によって素のRSには標準装備ではなくなり、しかもオプション設定もされていません。

  1. AVSAdaptive Variable Suspension system)なし
    高級車で走りに振っているモデルに、電制のサスペンションは嬉しい装備。クラウンの場合はモードによってダンパーの硬さを電子制御し、走行時の種々の条件に応じて更に制御を加えます。さらに、ナビゲーションと協調制御を行い、どのシャシー制御であってもコーナーの情報を基に細かな制御を行っています。これらの制御のもとにコーナーを駆けていると思うだけで、この車の所有感を満足させてくれます。例えば、柔からコンフォートであっても、コーナーではAVSによって腰砕けな感じを感じさせない適度な硬さにダンパーを制御します。発進時のフロント浮きと減速時のノーズダイブ(前のめり)も防いでいます。AVSがないと、シャシーモードは「ノーマル」「エコ」「スポーツ」「スノー」の4種類です。電制のサスペンションではありませんから、エンジンの過渡特性のみを調整することになります。クラウンのノーマルサスの基本性能は高いので特に不満は感じませんが、先に書いたとおり、様々な制御のもとに車が動いているという自己満足感は少々低下します。また、モードによってメーター内の色演出が変わるギミックもありません。
  2. パドルシフトなし
    マニュアルで変速したい時はシフトノブのみでの操作となります。前はRSにも(全車)装備されていたのですが、今回の小変更に伴って削られた装備です。あまり出番がない装備と考えがちですが、これが結構使います。前の車が減速して車速を落とす際に、ブレーキを踏まずにパドルでシフトダウンしてエンジンブレーキを使います。通常(非マニュアル時)、パドルはダウン側だけが効いて、アップ側は働きません。これをうまく使うと、足を動かさずに車速を落とすことができるので大変重宝しています。

今回のアニバーサリーライン、コスパが優れていることは紛れもない事実。

こだわりと価格のバランスを良く考えて、納得の一台を購入してください。