みなさんは、お気に入りの万年筆を持っていますか。筆記用具へのこだわりというのは、皆さん結構もっているようで、安価なペンであっても、「これじゃなきゃ、だめ」とお気に入りを使い続ける人は多いです。
では、私が旦那様にプレゼントした万年筆を紹介します。
ペリカン スーベニール M400
実は、2014年にテレビ東京で放送された「俺のダンディズム」(主演:滝藤賢一さん)で取り上げられていたアイテムです。
夫婦でこの番組が大好きで、アマゾンプライムで何度も繰り返し見ていました。
『旦那様をダンディと言われるようにしたい!』と心から願っている私。そこで、旦那様の誕生日にプレゼントした次第です。
ペリカン(Pelikan)万年筆とは
ペリカンは言わずと知れた世界有数の万年筆メーカー。ドイツに本社を置き、世界で認められている万年筆メーカーです。
特に「インク吸入機構」(尻軸:ペン先と対極にある部分 を回転させることによって、胴軸内にあるデファレンシャルギアを回して、まるで注射器で液を吸い上げるようにインクを吸い上げる機構)と「インクフィーダー」(インクのボタ落ち防止機構)によって、有名になりました。この機構が発明されるまで、インク補充は「自己吸入式」「スポイトで補充」で行っていました。手を汚さずにインク補充を行うのは難しかったのだそうです。
- 1838年 インクメーカーとして創業
- 1879年 ペリカンブランドを商標登録
- 1886年 万年筆を製造
- 1950年 大ヒットとなる「400」を発売
- 1982年 「400」を復刻した「スーベレーンM400」を発売
- 2010年 「エーデルシュタイン」インクを発売
スーベニールとは「優れモノ」という意味で、M以降の数字で万年筆の大きさを表しています。M400は小型モデルという位置付けで、手になじむ感触が素晴らしいです。女子にもイチ押しの大きさですよ。
スーベニールシリーズのラインナップ
型番 | 収納時サイズ(mm) | 価格 |
M300 | 110 | 37800円 |
M400 | 125 | 36720円 |
M600 | 133 | 43200円 |
M800 | 141 | 59400円 |
M1000 | 146 | 81000円 |
※ペン先はM600まで14金 M800以降は18金になります。
特徴的なストライプ柄
樹脂と透明セルロースを何重にも重ねて作られるペリカンの伝統ともいえるこのストライプ柄は、唯一無二。同じものができないので、世界に自分だけのスーベニールとなり、いわば世界でただ一つの相棒です。一層愛着がわくのです。
ペリカン柄の天冠(キャップトップ)
キャップトップには1878年から「ペリカン母子像」が付けられ、長い歴史と高い品質を表しています。クリップはくちばしがイメージされています。
美しいペン先
私はEF(エクストラファイン:極細字)を選びましたが、それでも、旦那様は日本のEFと比べると、だいぶ太いと言っております。国産のF(ファイン:細字)の太さはあるそうです。
なめらかな書き味
旦那様に借りて書いてみました。とってもなめらかに字が書けるんです。滑るような感じで。万年筆で書くと、悪筆も「個性」に変身すると思います。線の強弱が出るからでしょうね。ここぞ、という時には、万年筆の出番ですね。
私も自分の万年筆が欲しくなってきました。私は、モンブランが気になっています。
旦那様の背広を買いに行った時、支払い表に記入する際にスタッフさんがさり気なく出されたモンブランのボールペンがとってもかっこよかったから。よく見てみたら、モンブランって、ペリカンより高いんですね!10万オーバー当たり前!旦那様、欲しいって言わないかしら・・・?