GR86のシートには、シートベルトガイドが備わっていて、ベルトの脱着を容易にしてあります。
合成皮革の部分とシートベルトが擦れて、走行中に「キシキシ」と音を立てます。
耳の近くなので、余計に気になります。

AliExpressにて中華製のガイドカバーが2500円程度で手に入れられますが、この部分にお金をかけるのもちょっとなんだか。
自分で作れないかなぁ、とダイソーに行ってみました。
- 粘着加工のフェルト
- ダブルラッセル はぎれ
なかなか良いものが手に入りました。
今回はダブルラッセルのはぎれと両面テープで作ることにしました。
すべすべした素材で、目的にピッタリです。

両面テープはニットーの強力両面テープ5000NSが家にあったので、それを活用します。
シートベルトガイドを覆うには13×2cmのサイズが必要です。
はぎれの大きさは25×40cmなので、25cmの部分に両面テープを貼って2つに切り分けます。

スポンジ状のクッションを繊維で挟んでいる構造のため、ハサミでもカッターでもまっすぐにきれいに切るのは難しいです。金属製の定規で圧をかけ、切れ味の鋭いカッターで切るのがよろしいかと。
ガイドのホックを外してから…

カバーを装着してみました。ピッタリです。

シートベルトを通してガイドのホックを元に戻して終了です。
生地が滑りやすいので、引っ掛かりが全くありません。

助手席側にも装着しました。

ガイドの裏側はこんなふうになっています。
シートベルトの擦りによって合成皮革の色が剥げる可能性があります。

こちらもピッタリと合いました。



少し離れて見ると、違和感が全く無く、ステッチがないのも気になりません。いい感じです!

赤色の素材があれば試してみたいのですが、赤は色褪せが進むのが欠点ですね。

わずか110円で、満足度が高いパーツを作ることができました \(^o^)/