日頃よりリサイズ超簡単をご利用いただきありがとうございます。
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Exif関連の不具合は解消されました
リサイズ超簡単におけるExif関連の不具合が解消されましたのでお知らせします。
2024年11月22日現在、次の更新プログラムを適用することによって「Exifの継承」および「GPS情報の削除」「その他のExif関連処理」が正常に機能するようになりました。
- 2024-11×64 ベース システム用 Windows 11 Version 24H2 の累積更新プログラム (KB5046740)
- .NET Framework 3.5 用の2024-11累積的な更新プログラムのプレビューと x64 (KB5048162) のWindows 11, version 24H2 用の 4.8.1
この現象がVBアプリケーションに特有であることから、.NET Frameworkと24H2側のWIC(Windows イメージング コンポーネント)のバグフィックスが行われたようです。
ユーザー様には大変なご心配とご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
今後とも、リサイズ超簡単をご愛顧いただきますよう、よろしくお願いいたします。
【公式】画像リサイズソフト 『リサイズ超簡単!Pro』がv5.50にアップデート 〈最新版〉アーカイブ(不具合について)
現在、24H2を適用したPCにおいて、リサイズ超簡単に以下の現象が発生しています。
- JPGファイルのExif情報(位置情報)が勝手に削除される。
- Exif情報の撮影日時をリサイズ画像のタイムスタンプに反映したり、Exif情報の撮影日時をファイル名に反映するといった機能が正常に処理されない。
※11月12日に公開された累積更新プログラム 「KB5046617」では問題の改善が見られません。
※10月24日に公開された非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5044384」では問題の改善が見られません。
現在、本現象に対応できません。
ファイルシステムはOSの基幹部分で、不具合があってはならない箇所。
本現象はマイクロソフトにフィードバックをしております。
情報を提供してくださったユーザーさん、ありがとうございました。
GitHubにおいて、「Windows 11 24H2 上の WinForms VB アプリケーションで EXIF データが誤って読み取られる」ことが確認されています。
.NET Core および Framework アプリケーションでは、Windows 11 24H2 上の画像から EXIF データを読み取ると、誤った EXIF 値が返されます。具体的には、方向フラグを取得するときに、システムは期待される 112 ではなく値 5091 を返します。さらに、提供されたコードを実行すると、Windows 11 23H2 で期待どおりに「動作しています」というメッセージ ボックスが表示され、正しい EXIF 方向フラグが見つかったことを示します。ただし、Windows 11 24H2 ではメッセージ ボックスが表示されず、EXIF 方向フラグが正しく識別されていないことが示されます。この問題は、同じプロジェクトと同じ画像ファイルを使用しているにもかかわらず発生します。この問題は、正しい値 112 が一貫して返される Windows 11 23H2 や Windows 10 などの以前のバージョンの Windows では発生しません。
Microsoft担当者からの回答
これは WIC の既知の問題であり、修正されています。修正がいつ行われるかは確定していません。
以上、GitHubより引用
※WIC:Windows イメージング コンポーネント (WIC) は、デジタル イメージ用の低レベル API を提供する拡張可能なプラットフォームです。 WIC では、標準の Web 画像形式、高ダイナミックレンジ画像、カメラのメタデータ(Exif等)がサポートされています。
作者より:この問題はMicrosoftにおいて既に修正済みとのことなので、今後の更新プログラムに期待するしかなさそうです。
※24H2は多くの不具合が指摘されている状況です。導入を見合わせ、今後、修正プログラムが適用されて安定化するのを待つことをお勧めします。(23H2のサポート期限は、2025年11月11日)