2022年6月5日に納車されたGR86、11ヶ月で3333kmとなりました。
さて、本題の異音解消についてまとめておきます。車のコンセプトや価格を考えると、GR86はいろいろな音が聞こえがちです。クラウンと比べるのは酷ですが、異音は一度気になりだしたら居ても立ってもいられなくなってしまいます。
GR86はサスペンションが固めなので、道路が荒れていて入力が連続する時に、異音が頻発します。これまで異音解消のための工夫を連載してきましたが、ほぼ解消に至りましたので、そのポイントを紹介します。
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これまで対処した箇所
異音修理は孤独な戦いです。ディーラーに持ち込んだときには音が出ない、これはあるあるです。
これまでの経験から、自分のスキル向上も兼ねてバラせるところはバラして自分で修理するというのが最も手っ取り早く確実であることを学びました。
- ボンネット運転席側のプラスチック部品
- ドア内張りとドアフレームの隙間
- エアコンダクトとインパネ
- ドア開閉レバー奥のプラスチック部品
上記の箇所はパネル等の脱着が伴い大掛かりな作業となった所でもあります。主に緩衝材としてクッションテープやエプトシーラーを封入しました。
施工には覚悟が必要ですし、意図しない箇所に自分で傷を入れてしまうこともあるので、それを見越して養生することが何より大切だと思っています。
さらに対策した箇所
① OBD2端子
カチャカチャと音が出るので、隙間テープで処理しました。私はセキスイのテープを使っています。接着力がしっかりあってお気に入りです。
② Aピラー周り
Aピラーを押すとギシギシカタカタと音が出るので、隙間テープを内側に上から下まで貼りました。
Aピラーとインパネの接触部分に緩衝材のエプトシーラーをぐるりと貼り付けました。
③ シートベルト
シートベルトのバックル部分がBピラーと当たってカタカタと音を出します。
常時、シートベルトアンカーを使うようにします。
※GR純正のショルダーパッドはかなり色あせてしまいました。一方でブランノーブやウルトラスエードの耐候性は素晴らしいと思わされます。
④ キーやメガネ
キーの金属部分やメガネやサングラスの鼻あてなどからもカチャカチャと音が出ます。置き場所にクロスを敷いたり、カバーに入れたりといった工夫が必要です。こればかりは仕方がありませんね 。
以上の対策をコツコツと行ってきました。これらの作業も車好きとしては喜びの一つ、すごく楽しかったです。
車は数多くの部品の集合体、よって完璧な対策はないと思いますが、原因を特定して対策できた時の充実感はたまらないものがあります。