すごい情報が入りました
ダウンシフト操作時における許容領域の拡大(AT)、これはアプライドD型で改良された内容で、
「ダウンシフト操作時におけるエンジン回転数の許容領域を拡大。より広いトルクバンドを活用したスポーツ走行が楽しめる」
というもの。
【ニュースソース】トヨタ『GR86』ソフトウェアアップグレードを発表、改良前モデルを最新の「GRの走り」に進化
【TOYOTA HPより引用】
GR86は、2021年に誕生以来、「GRらしい走りの味」を持つクルマとして、多くのお客様からご愛顧いただいています。2024年の一部改良では、GR86を用いて参戦を継続している様々なモータースポーツからの学びを反映。レースという極限の環境でクルマを鍛えるプロドライバーからのフィードバックを生かし、スロットル特性の変更(MT)、ダウンシフト操作時における許容領域の拡大(AT)などにより、アクセルレスポンス向上や素早いシフトダウンを可能にするなど、「GRらしい走りの味」に磨きをかけました。その進化した走りを一部改良前からGR86にお乗りのお客様にも体感して頂けるよう、ソフトウェアアップグレード“GR86 PERFORMANCE SOFTWARE for MT”/“GR86 PERFORMANCE SOFTWARE for AT”を2025年春からGR Garageで販売します。GR86に乗り続けてくださっているお客様が、末長く愛車をお楽しみいただけるよう、お客様の愛車の進化をサポートし続けます。
既存ユーザーを大切にするこの姿勢は素晴らしいですね。
ようやく完全体になれる?
GR86のシフト関係では、すでにシフトレバーのアップダウンを逆にして、より直感的に操作できるように改造しました。

GR86(A型)ATを乗っている私にとって、唯一の不満点であるのがATのダウンシフト。
4000回転以上では「ピピッ」という音と共にダウンシフトがはじかれてしまいます。これは結構なストレス要因で、スポーツカーなのに高回転を使えないことに苛立ちを感じていました。
感覚的に行いたい操作をエンジン回転を確認してからでないとできないことによって、運転の楽しさが大いにスポイルされます。
仕方がないので、レブインジケーター(タコメーターの黄色表示)を4000回転に設定して、ダウンシフト不可領域が分かるようにしています
街乗りオンリーであっても、たまにはシフト操作を楽しみたいと思う時はあるもので、4→3→2と気持ちよくシフトダウンをきめたい。
しかし、ピピッという音と共にシフトダウンができずにリズムが失われることがあるのです。
このATの制限については発売当初から海外のレビューアー(提灯記事を書かない日本で数少ない「自動車評論家」からも)から不満が出ており、自分も乗ってみて違和感が大きいところでした。
菅生サーキットを走った時に、このダウンシフトの欠点を痛感しました
コーナーの手前でシフトダウンをして進入に備えたいのにダウン操作がはじかれ、コーナーのクリップ辺りでようやくシフトダウン、横Gが最大にかかっている時にエンブレが効いてしまってぎくしゃく感を感じてしまいます。
サーキットではRのきついコーナーのたびにそれを感じることになるので、運転に集中できません。
もちろん、ATのスポーツモードに任せても同じ制御なので、MTのような運転感覚は味わえないとあきらめていました。
この制御、エンジン保護のためというのが大方の解説でしたが、やはり各所から不満の声が大きく、見直しが図られたのでしょう。A型乗りの自分にとって、唯一D型がうらやましいと思ったところです。

7年ほど前に、メルセデスのA45の購入を本気で考えたことがあります。A45は2Lターボで最高出力381馬力、最大トルク475Nmを誇る超高性能車。野太いエグゾーストサウンドと派手なブリッピング、そして何といってもAMGスピードシフトDCT(7速)によるアダプティブ制御が素晴らしかった。コーナー手前で的確ににシフトダウンを行い、その感触がいまだに忘れられない。GR86にもアダプティブ制御が備わっているが、高回転を生かせず、小気味良いダウンシフト感覚が得られないことが残念で仕方なかった。
この「GR86 PERFORMANCE SOFTWARE for AT」は2025年春からGRガレージにて販売されるそうです。
GRガレージが県内にない方は、他県に越境ということでしょうか?
BRZは3万円(工賃・税別)にて提供されるそうなので、トヨタも同価格が予想されます。
リサイズ超簡単をプログラムしている私からすると、ECUの一部書き換えだけで3万円というのは… 言い値に従うしかないのが悲しいところ。
ATのダウンシフト許容回転数の問題は当初から指摘されていた部分なので、保証期間内の対策部品無償交換というイメージなんですよね。ちょっとモヤモヤします。
何はともあれ、我がGR86を完全体にしたいと思います。
【BRZ E-Tuneの試乗記事】ATの改良を絶賛しています。GRヤリスの「DAT」にも匹敵すると高評価です。
GRガレージに問い合わせてみた
この発表の後、1月の中旬に県内にあるGRガレージに問い合わせてみました。
すでに数件の問い合わせがあったようです。
- 提供は3月ごろ
- GRガレージだけでなく、購入したディーラーでも作業できるようになるかも
- 料金は未定だが、結構リーズナブルな価格になるだろう(スバル並みか)
GR86 ATで唯一の不満だったので、できるだけ早くアップグレードしたいです!
詳細が決定次第、私の携帯に連絡をくれることになりました。
今から、楽しみです!
と書きましたが、それからすでに4ヶ月が経ちました。サイトを見ても「未定」のまま… これってどういうことなんでしょうか?期待するユーザーもそろそろ痺れを切らしてしまいますね。
すでに、スバルでは「e-Tune」を5月8日から発売中です。
ATは33,000円 + 3,300(工賃)で、合計36,300円、GR86も同様でしょうか?
これによると、「AT車はアップデート後、従来型の制御に戻すことはできません」とのことなので、アップデートの際は気を付けましょう。
やっと発売日が決定!
スバルに遅れること約1カ月、GR86用のアップデートが開始されます。
GR86 PERFORMANCE SOFTWARE
メーカー希望小売価格(税抜)
MT : 50,000円 / AT : 30,000円
取り付け時間 : 0.5H
2025年6月4日より発売。
施工は全国のGR Garageで承ります。
果たして、約束通り担当さんから私に連絡が来るのでしょうか???
GRガレージに問い合わせ
6月4日にGRガレージに問い合わせの電話をしました。
今日、GR86のPerfomanec Softwareが発売されるとのことでお電話しました。以前、担当の〇さんから発売の詳細が分かり次第、お電話をいただけることになっていましたが、お忘れかもしれません。――受付から〇さんに代わる――
発売日が6月5日に変わっています。ご確認ください。予約の仕方等を確認してから、再度ご連絡いたします。
何やら、GRガレージでも詳細が分かっていないらしい。そして、肝心のソフトウェアも入手していない模様・・・
HPの発売日が変更になっているのも怪しい・・・いったい何が起こっているのか???
6月5日担当の〇さんから電話が来ました。
GR86のATのソフトウェアでよろしいですね。メーカーに発注しますので、こちらに到着次第、改めてご連絡いたします。
何か、拍子抜け。
ソフトウェアアップデートの発売日当日に、現車にアップデートができるのではと淡い期待を抱いていましたが、露と消えました。
すぐにでもアップデートしたくて年甲斐もなくワクワクしていたのですが、少々長期戦になる模様。
今の内に、アップデート前後の変化を語れるよう、現バージョンの変速タイミングを楽しんでおこうと思います。
6月8日担当の〇さんから電話が来ました。
GR86のソフトウェアですが、メーカーからの発送が6月下旬になるらしく、25日あたりになりそうです。入荷したら電話します。
6月5日に発売開始なのに、作業店であるGRガレージに入荷するのが約3週間後という不可解な状況です。
発売日に入手できるのが当たり前と思いますが、どうなんでしょうか。
トヨタらしからぬ段取りの悪さを残念に思いました。
作業日がようやく決定
6月25日担当の〇さんから電話が来ました。
GR86のソフトウェアですが、一番早くて7月12日になります。
??? 7月12日(さらに2週間以上!)・・・遅々とした展開に言葉を失う。県内で5本の指に入るくらい早くに問い合わせしていたにもかかわらず、この遅さは何なんだろう?
もう怒る気にもならず、
では12日でお願いします…
このGRガレージ〇〇への信頼はダダ下がり。遅れている理由も説明なし。
トヨタの関係者がこのやり取りを見ていたら、早期問い合わせユーザーへの対応がこれで適正なのか、考えてほしいものです。
何か、気が抜けてしまいました。
アプデ後に状況も含めて更新します。