スポーツカーに乗ると体が左右に振られることが多いので、膝をコンソール当てて踏ん張ることがあります。それに対応したアイテムがニーパッドです。今回は運転席側にニーパッドを取付けましたので、詳しく説明していきます。
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TRDの純正ニーパッド
さて、GR86用の純正ニーパッドはTRDの製品です。TRDの製品は純正ならではの精度と、何より詳しい取付説明書が付属していることが利点です。取り付ける場所は、運転席から見てサイドパネルに三角形の膨らみがあるところです。
開封すると、取付説明書が見えます。
ニーパッド本体はとても小さいという印象です。
取付穴を開けるためのガイドシール、台座、ウレタン、スエード調カバー、プラビスのセットです。GRロゴが付いているのは純正ならではの特権ですね。
カバーはクッション素材でできていて、その中にさらにスポンジを入れる構造になっています。
取り付け方法を解説
このニーパッドを取り付けるには、車側に3mmのドリルでガイド穴を開け、段差ドリルで8mmまで拡張する必要があります。穴を開けるのには抵抗がありますがガイドシートが付属しているので、安心して作業を進めます。
ガイドシールを切り取り、所定の場所に貼り付けます。
まず、3mmの穴は木工用のドリルを使って手作業で丁寧に開けます。次に、段差ドリルで8mmまで拡張します。私の場合は段差ドリルをインパクトドライバに取付け、最弱のモードを使って穴を開けました。段差ドリルには8mmのところが分かるように、マスキングテープを使ってガイドを作ります。マスキングテープのところまで行ったら8mm達成だと分かるようにです。
ガイドシートに従い3箇所に穴を開けます。くれぐれも慎重に作業を行います。穴を開けるとプラスチックの削りかすが出るので、パネル下部を引っ張って中にある削りかすを取り除きます。
説明書に従い、カバー、プラベース、プラビス、スポンジの順で装着し完成となります。
正確に穴があいていればずれる心配はありません。
所要時間は30分といったところでした。※ドリルビットを用意しなければならないのがネックかも知れません。
やはり純正品、満足度MAXです。純正GRロゴが車内に増えることにより、テンションが上がること間違いなしです。
DIYに慣れている人であれば難なく作業できるでしょう。不安な人は工賃を払ってディーラー等にお願いするのが良いでしょう。