トヨタ自動車から封書が届きました。
重要なお知らせ
ご愛用車のリコールのご案内
そもそもリコールとは
リコール(Recall)とは・・・
自動車におけるリコールとは、設計や製造段階を原因とする不具合が特定の自動車(オートバイを含む)および原動機付自転車に発見され、その不具合により保安基準に不適合となる場合、道路運送車両法第63条の3に基づき、メーカーや輸入業者が国土交通大臣へその旨をあらかじめ届け出て、該当する製品を無料で修理をする制度のことである。(Wikipedia)
簡単に言うと、メーカーが該当車種に対して一律に無料で修理を行うということです。
昔、あるメーカーでリコール隠しが問題となり、社会問題になりました。私の中で最も有名なのは、三菱リコール隠しです。
特に、トラックのハブの欠陥による横浜母子3人死傷事件は、池井戸 潤さんの経済小説「空飛ぶタイヤ」として広く認知され、ドラマ・映画化されています。
最悪の場合、人命に関わる重大事故が起こる可能性があるので、メーカーの誠意、企業理念などが問われることとなります。
新型クラウンのリコール内容は
トヨタ自動車は2月12日、『クラウン』のクォータウィンドウガラスに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出ました。
対象となるのは、2018年8月20日~2019年2月18日に製造された2万0579台です。
新型クラウンの特徴の一つが、「6ライト」。その象徴とも言える部分の不具合です。
※うちのクラウンの場合、モールの下部の浮きが左右で異なっていましたが、気になるレベルではないので、あえて申し出はしていませんでした。
対象車両は、後席ドア後部のクォータウィンドウガラスのモールディングをガラスに接着するための下塗り剤(プライマー)の選定が不適切なため、温度変化の繰返しにより、モールディングに応力が生じて接着部が剥がれることがある。そのため、浮きや異音が発生し、最悪の場合、モールディングが脱落するおそれがある。
これまで、不具合は52件発生していますが、事故は起きていません。市場からの情報によりリコールを届け出ました。
改善措置は
- 改善措置として、全車両、モールディング接着のための下塗り剤を対策品に変更したクォータウィンドウガラスと交換
- 所要時間は5時間30分、さらに接着剤の乾燥に2時間
ディーラーに問い合わせ
早速、サービスに電話し、リコールのお知らせが来たことを告げ、代車の確認の後、車引き取りの調整をしました。
ガラスの交換については、ガラス屋に外注をかけて修理をすることになるそうです。
うちのクラウンの場合、フィルムを貼っているので、その点もお願いしました。
車を預ける期間は3日間。
その後、担当営業さんからも電話をいただき、今回の件についてお詫びの言葉がありました。
丁寧に対応していただき、逆に恐縮しました。
代車も220系クラウン
クラウン Sエレガンススタイル(2.5 ハイブリッド)が代車でした。
価格は519万6960円 ちなみに2.5RSアドバンスは590万7000円
18インチホイールが付いてCパッケージとほぼ同等の価格はお買い得といえます。
ただし、HUD(ヘッドアップディスプレイ)は装備不可能です。
サスペンション
- 電子制御サスではない、通常タイプのショックアブソーバーだが実力は相当に高い
- AVSのノーマルとコンフォートの中間の硬さ
- しなやかに動き、路面のギャップを乗り越えた際の感触は大変に上質
- 乗り越え時のショックをうまく吸収していて、AVSのノーマルモードより上品な印象
インテリア
- ジャパンカラーセレクションのこがね(キャメル系)で明るい印象(ブラックも選択可)
- RS系はカーボン調の加飾が施されているが、こちらは欅の木目調の加飾で上質感あり
- ステッチもこがね色で、色の統一感がある
- ドアハンドルはピアノブラック調の加飾で高級感あるが、少々指紋が目立つ
メーター
- RS系と違い、シャシーモード(エコ・ノーマル・スポーツ)を変更してもメーターリングの照明色の変化はない
- マルチインフォメーションディスプレイの上部に文字で示されるのみ
ホイール
- ハイパークロームメタリック塗装でデザインも良いが、Gエグゼクティブはのスパッタリング塗装は更にかっこいい
新型クラウンは、ノーマルモデルの実力も相当に高いです。
このセレクションにモデリスタのエアロをつければ最高にかっこ良くなると思われます。
修理完了
修理を終え、無事に帰ってきました。
フィルムも元通りに施工済みです。
今日はここまで。ご覧いただき、ありがとうございました。