車内カーボン化計画も先のパドルシフトエクステンションの取付でひと段落、今回はBLITZ(ブリッツ)さんから発売されているハンドブレーキレバーを取り付けます。
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純正のレバーを取り外し
これは思ったより大変な作業となりました
ネットの情報で大変なことは分かっていましたが、これほどとは…
交換のために用意した物は以下の通り。
- ヒートガン(※)
- マスキングテープ(※)
- ニトリルグローブ
- プライヤー(※)
- 六角レンチ(※)
- カッター
- 両面テープ
- プラスチックハンマー
※は必須だと思われる物
まずは、純正のカバーを取り外す必要があります。
説明書には捻りながら外すか、ハンマーで軽くたたくと外れるとありますが、それだけでは絶対に無理です。
プラスチックハンマーで下から叩いてみたのですが、力が足りなかったのかこちらも上手くいきませんでした。
本革製のカバーは下部の上面に接着されているので、ヒートガンで温めて接着部を緩めた後に、カバーを捻って外す必要がありました。
また、ブーツ部は合成皮革のため、熱の入れすぎには注意する必要があります。
この部分は非常に硬いです
ヒートガンで温めて捻じること数回、ようやくズレてきました。
写真で分かる通り、強力な接着剤がべっとりと付いています。
もっと広範囲に熱を加える必要がありました。
この後、カッターでこびりついた接着剤をそぎ落としましたが、この接着の様子を見て純正のカバーはもう使用できないと覚悟を決めました。
純正ノブの取り外し…大失敗
実は、こちらの作業が一番の難関でした。
純正ノブも非常に固いです
ノブにもネジ止め材が塗布されていて、一筋縄ではいきません。
ノブにマスキングテープを何重にも巻き付けてからヒートガンで熱を加え後、手で回そうとしましたがびくともしませんでした。
仕方なくプライヤーを使って回したところ、大きな傷が入ってしまいました…大失敗です
ブリッツを取り付け
付属の赤いノブをねじ込み、本体を奥まで差し込んだらイモネジで固定します。
多少のぐらつきがあっても、イモネジを締めることによってしっかり固定されます。
イモネジはトルクレンチで締めるように指定されていますが、私は持っていないので手の感覚で回しました。
締めすぎるとノッチの感触が少なくなるので、ほんのちょっと締め付けるといった感じです
締め付け後、レバーのオンオフを何度も繰り返してノッチの感触を確認します。
私はブーツをかぶせる前に、薄手の両面テープを貼りました。
これによりブーツの浮きを防止できます。
内装の赤にハンドブレーキカバーの赤が映えて、車内の質感が一層高まりました。
まとめ
ブリッツのハンドブレーキカバーは純正よりも太目で握った感覚は見た目以上に違いを感じますし、不思議とこれだけで車がレベルアップしたかのような印象をもつことができます。
グリップ部の素材は純正の本革から合成ゴム系となりますが、滑りにくさはこちらが上なので機能性の面からも優位です。
街乗りオンリーの私はサイドブレーキを車両の姿勢変化に使うことは全くないので、ファッションアイテムとしての役割しかありませんが、サイドブレーキは運転の際に必ず触れる部分なので、見た目と感触は気分を大いに高揚させてくれます。
このような部品が豊富にあるため、いろいろと弄れるところが最高に楽しいですね。
GR86はシートに腰を下ろした途端、非日常を味わわせてくれる素敵な相棒です。