んっ?スープラ?
クラウンの「プロケア10」、メンテナンスのためディーラーに入庫した。
今回は定期メンテナンスの他に下の箇所の確認をしていただいた。
- 運転席ドア内側のドアノブからの異音
- 運転席ドアエッジとフェンダー内部のカバーとの干渉
交換修理をすることになり、修理月日の調整をした。
いつもながら、丁寧な対応に頭が下がる。
ふと、外を見ると新型スープラがある。
担当さんに聞いてみると、ディーラー車だという。
担当さん:乗ってみます?
私:(当然)もちろん!
この車、試乗を勧めてもちょっと敷居が高いようで、試乗をする人は意外に少ないのだとか。
このスープラはRZ、直6ツインターボ 387馬力というモンスター。
値段は約730万円
色は私好みの白系、ホワイトメタリックだ。
試乗の前にエクステリアを撮影した。
※あまりに興奮して、インテリアを撮影するのを忘れた!
抑揚のあるデザインで、日本車がここまで攻めるとは。
ただし、新型スープラはBMWとの共同開発で、BMWではこの車のオープンモデルをZ4として販売している。
フロントセクションは相当に長く、迫力がある。バンパー下部のセミウイング部はF1マシンのごとくデザインされている。
試乗して感じたこと
試乗コースは、いつもの一般道+高速1区間だ。
- 2ドア2シーターなので、ドアは長く大きく、その厚さに驚かされる。
- コックピットはスポーツカーならではのタイト感があり、雰囲気は最高だ。
- シート高は極端なほど低くは感じなく、最適ポジションが取りやすい。
- コンソール周りのデザインはBMW色が強い。
- シフトノブの操作性も同様。
- ETCユニットがコンソール中央に直付けなので、後付感がかなり強い。
- メーターはほぼ液晶で、センターに円形のタコメーターが配置されている。
- 針は液晶で、表示の反応も良好だった。
- 液晶部の面積は以外に小さめ。
- ハンドルは重めで小径、操舵感はクイック。
- ショートホイールベースだが、直進性は良好。
- 車体の剛性感は素晴らしい。塊の中で運転している感覚を味わえる。
- 終始スポーツモードでの試乗だったが、乗り心地は思いのほか良く、長距離でも疲れないだろう。
- 8速ATのレスポンスは素早く、ブリッピングとバブリング音が心地よい。(遮音性はあえて低くしているのか?)
- マフラーは2本出し、フィニッシャーは極厚で迫力満点。
- クラウンとは対局にある車。だから、次に欲しいと感じさせられる。
- 直6エンジンは、やはり超スムーズな吹け上がり。
- 387馬力は道路事情と自分の年齢にはオーバースペック。
- 私には4発2リッターターボ、258馬力のSZ-R、600万あたりが最適か。
こんな車を作れるんだから、トヨタってやっぱりすごい!
勢いがあるメーカーしか、こんな車を作れない。
胸を熱くさせる車、それがスープラだった。