【GR86】カウルトップの傷隠し カーボンシートを使ったDIYが大成功 カーボンシートは非常に有用なアイテム

WAKO’S SUPER HARDは施工 要注意

昨年、GR86の未塗装樹脂部分にWAKO’SのSUPER HARDを施工しました。伸びが良く少量でも施工ができ、仕上がり後の光沢感も素晴らしいものでした。

これは、私の失敗談なのですが、運転席側のカウルトップにシミのようなものがありました。おそらく、SUPER HARDの塗り過ぎと、それを拭かなかったために液剤が垂れて出来たものだと思われます。これが、アルカリ性や酸性の様々なケミカルを使っても落ちず、メラミンスポンジで擦りました。

結果、傷が入り、艶がなくなり、白っぽくなってしまいました (T_T)いつも思うんですよね、追い込んだらろくなことにはならないと…

厚いクリアが乗っているようなものなので、このシミのようなものを消すことは不可能でした。塗ったあとに5分ほど経ったらしっかりと乾拭きして均さないと、この様になる危険性があります。一旦シミになってしまうとパーツ交換しか道がありません。

また、施工後の24時間は水分禁止なので、屋外駐車の場合は少々使いづらい商品ではありますので、説明書の通りにきちんと施工するには注意が必要です。

色々と改善策を模索し…

艶出し剤を塗れば目立たなくはなるので放置しておこうと思いましたが、性格的に気になって仕方ありません。さて、どうしたものでしょう。

  • カウルトップを新品に交換
  • カウルトップを取り外し、アクリルスプレーで補修
  • アクアスタイルのカット済みカーボンシート
  • 自分でカーボンシートをカットして施工

カウルトップを取り外すのは素人には難易度が高そうです。カット済みカーボンシートは15,000円ほどするので、費用対効果を考えるとちょっと二の足を踏みます。そこで、自宅にある3Dカーボンシートを自分でカットして貼り付けてみることにしました。

施工開始!

まずは型取りです。コピー用紙を押し当てて、大体のラインに鉛筆で線を引きます。それをカーボンシートと合わせてデザインカッターで切り取ります。細かなカットをする際には、デザインカッターは最高です。

次に脱脂。シリコンオフで拭き取り、しっかり乾燥させます。

この3Dカーボンシートは艶が抑えられているので、このような場所には最適です。気泡が逃げるタイプではないので、端から丁寧に圧着させます。そして、最後にヒートガンで軽く炙って再圧着です。

艶出し剤を塗ってフィニッシュ、とてもかっこよく仕上がりました。耐候性はこれから検証ですが、早期に剥がれてきた場合は3M 2080カーボンを購入して再施工したいと思います。DIYでこれだけの仕上がり、最高に満足です。