妻が使っているノートPC Lenovo ideapad520なんだけれど、最近どうやらキーボードの調子が悪くてイライラが募っているようでした。
このPCを勧めたのが自分なので申し訳ない気持ちが無いわけではなく、何とか対策を講じようと考えました。
まず、前提としてideapadはThinkPadとは違ってキーボードの交換が簡単にはできません。キーボードが筐体にプラリベットで直付けになっており、互換キーボード自体は3~4,000円程度の安価に入手できるものの、キーボードのユニットに到達するまでマザーボードなどの部品をすべて取り外す必要があるため、分解のリスクを天秤にかけて自己修理は断念しました。
故障しやすいのであれば簡単に交換できないと
ネットで検索すると、このキーボードの修理について事例が掲載されています。うちの症状としては、次のとおり。
キーを押しても文字が入力できない。強く押しても反応しない、または連続で文字が入力されるので使用に耐えない状態
これは本当に困ります。キーボードはPCとの対話装置として最重要部品なわけで、これが機能しなければネットサーフィンも仕事も一気に作業効率が落ちてしまいます。
ある特定のキーで生じた症状が他のキーに広がり、今や半分近くのキーが異状となっています。素晴らしいキーボードを誇るThinkPadを作っていたメーカーの物とは思えない有様に残念この上なし。
メーカーに送って修理
さて、気を取り直してメーカー修理した場合を調べてみた。
ideapad520の場合、以下の料金設定らしい。
- 修理費:18,920円
- 送料:3,410円
- 部品代:11,500円 合計:33,830円
メーカー修理であってもキーボードの修理に3万オーバーというのは、かなり微妙な線です。今では4万円出せばN100(コア単体でのパフォーマンスは、4コア4スレッドのIntel N100が2コア4スレッドのSkylake(Core i3相当)に匹敵するとか、4コア8スレッドのSandy Bridge(Core i7相当)に匹敵するとか言われている)搭載のノートPCが買えるご時世だから。
修理専門店に送って修理
ネット上には様々な修理専門店の情報があります。
正確な費用は分かりませんが、基本修理費が15,000円程度でそれに部品代というのが多かったです。
先に書いたとおり、このPCはキーボードを交換する際にはマザーボードやファン、メモリやSSDなどの主要部品はすべて取り外すことが必要となるので工賃が安くなるとは思えません。
修理業者複数に見積もりを出してもらってから検討するのが常道ではありますが、面倒なのでこちらも却下。
外付けキーボードの導入
最後に、薄型の無線キーボードをアームレスト部分に置いたらどうだろうか?というアイデアが浮かびました。我ながら良いアイデアだと思いましたが、気を付けるべき点を考えないと安物買いの銭失いになりかねません。
- 薄型で横幅はPCより短いもの
- ある程度の重さがあり、底ゴムによってずれなく固定できるもの
- たわみが無く剛性があるもの
- 無線(Bluetooth)接続で、マルチペアリングス対応であるもの
- パンタグラフで打鍵感が良いもの
- 電池持ちが良いこと
- 有名メーカー製でサポートがしっかりしているもの
小型薄型無線キーボードで目に付いたのがバッファローとエレコムの製品。どちらも国内トップシェアのメーカーですね。
今回選んだのはバッファローの「BSKBB325BK」というモデル。上の条件をすべて満たしています。お値段は3,300円。
※詳細はメーカーのサイトで確認してください。
横幅は355㎜、奥行き114mm、最深部6mmでideapad520の上に置くにはちょうど良いサイズです。
底ゴムと重量のお陰でずれにくく、剛性があるのでたわまない
シャカシャカという軽めで気持ちの良い押し心地
妻も大喜び、旦那の面目躍如、ほっと胸を撫で下ろした私でした。