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【ディスプレイ オーディオ】ATOTO F7 XEをAndoroid AutoからApple Carplayにしてみた

Android Autoがワイヤレスで接続できない

車に乗るたびにUSBケーブルを毎回つなげるのは、結構なストレスになってきました。

なんとか、ワイヤレスでAndroid Autoを使いたい!

スマホのアンドロイドのバージョンは11でワイヤレス接続が可能なはずなのに、ホットスポットとして機能しているATOTOのWi-Fiを受信していない。

ATOTO側に不具合があって、Wi-Fiを飛ばしていない可能性が拭えないので、妻のiPhone12を借りて接続テストをしてみました。

アンドロイドと同じくBluetooth接続を確立するとあっさりとCarplayがワイヤレスで立ち上がりました。

ATOTOのワイヤレス機能が正常であることが分かりました。


ちょっと地味なAndroid Autoの画面

iPhoneを購入

Carplayの画面はAndroid Autoの画面と比較して、垢抜けているというか、かっこいいと思います。

もう、居ても立っても居られなくなり、iPhoneの中古を探しました。

実はiPhone SE(第一世代)を持っていたのですが、液晶の黄ばみが若干あり、モバイルSuicaが使えないために日常使いができないということで売却したのでした。

どのモデルを買おうか迷いましたが、コスパが良いiPhone 8に決定。

  • メモリ64GB
  • スペースグレイ
  • ほぼ新品の外装
  • 1年保証がついて22,800円

iPhone SEは32GBで、音楽を入れるとシステムアップデートができなくなる状態だったので、64GBあれば十分。

これに、お気に入りのSpigenのスマホカバーとガラスフィルムをAmazonで購入。

バッテリーが新品の85%ということだけがちょっと残念でしたが、その他は満足です。

iPhone 8でワイヤレスCarplay

早速ATOTO F7 XEとiPhone8を接続してみました。

  • Bluetoothでペアリングを済ませる
  • 自動的にWi-Fiが繋がり、ワイヤレスでCarplayが起動する

ディスプレイオーディオとの相性はCarplayに一日の長がありますね。

アンドロイドで苦労したのは何だったのだろう、本当に拍子抜けである。

デザインは圧倒的にCarplayが優れおり、使えるアプリも多いので今後が楽しみです。

ラジオが受信感度が低い問題を解決

下の記事の中で、ラジオの受信感度が低いことを報告していました。

【GR86】中華製ディスプレイオーディオ ATOTO F7 XEについて

GR86のラジオアンテナ関連のソケットは日産車用のハーネスを流用して車体側に取り付けています。

そのハーネスからはラジオアンテナ用のケーブルとアンテナコントロールのためのコード(青色)が出ています。

ATOTO側のアンテナコントロール線(青色)を上記のアンテナコントロールと接続すれば、ラジオを起動した際に車輌側のブースターを起動し、電波を増強させるという仕組みです。

昔はロッドアンテナを伸ばすコントロールとして使われましたが、現在ではブースターを起動するために使われます。

しかし、ここで間違いがありました。

車輌側ラジオ関連のハーネスにはアンテナコントロールの配線が来ていませんでした。

その配線は20Pのハーネス側に来ており、下の写真のように9番の箇所(青色)にアンテナコントロールを接続する必要があります。

これは、スバル仕様です。

ATOTO側からのアンテナコントロールを接続したところ、ラジオの受信感度がFM・AMともに正常になりました。

RZの場合、上記の日産車用20Pコネクタには、2箇所の改造が必要になるということ。

  • フロントドアスピーカーを駆動するための車載アンプのターンオン用配線(12番)
  • アンテナブースターを駆動するためのアンテナコントロール用配線(9番)

ラジオも無事動作し、コスパ際立つATOTOです。

おまけ クラウンのオーディオについて

ATOTOのような中華製ディスプレイオーディオを使用してみて改めて思うのが、メーカー純正オーディオの貧弱さ。

一言でいうと、クラウン純正よりATOTOが勝っている!

オーディオ画面を表示すると下のような画面が表示されます。

一番下の曲送りやリピートについては標準ですが、

最悪なのが曲の進捗を示すバー(スライダー)の白丸部分をスワイプできない、ということ。

曲を再生中に、お気に入りの部分を聞くためにスライダーをスワイプすることはもはや当たり前の操作です。

また、アーティスト名やフォルダ名が表示されていますが、ここをタッチしても何もありません。

タッチしたら関連情報の一覧が表示されるとか、何とかできなかったのでしょうか。

スマホのアプリに慣れている方にとっては、スカスカ感が拭えません。

こんな仕様を採用していることに呆れるとともに、日本車のインフォテイメントシステムのガラパゴス化は深刻です。