【仙ぶら】カフェベローチェ、伊坂幸太郎さん、桜園のランチと黒酢豚

この日の前日にWOWOWで伊坂幸太郎さん原作の映画「ゴールデンスランバー」が放送されていました。この映画、とっても好きで何度も見ています。大好きな仙台が舞台、知り合いがエキストラで出演していたこともあって自分にとって思い出深い一本なのです (๑˙❥˙๑)

 

いつも立ち寄るサンモール一番町にある本屋で新刊を眺めていたら、伊坂幸太郎さんの「クジラアタマの王様」と、“サイン本あります!”という小さな幟(のぼり)が目に飛び込んできた。おおっ、これはAXに続いてサイン本が2冊目になるなとニヤリとしながら、おもむろに手に取る。

 

私、こういうのは揃えたいタイプなのだ。手に取った本も含めて2冊しか無い。もしからしたら、これら以外にもレジ奥にたくさんあって、私のような人に買わせる作戦か、と少々疑ってしまったが、本能には抗えない。ついでに「仙台ぐらし」なるエッセイ本にも手を伸ばし、2冊抱えてレジに向かった。

 

サイン本はビニール袋で丁寧に包まれていて、店員の青年が「カバーおかけしますか?」と尋ねてきたで「はい、お願いします」と答えたところ、青年はカッターをおもむろに取り出し、慎重にビニール袋を開けてからおなじみの紙カバーで包んでくれた。この青年は生真面目な性格らしく、会計の対応も言葉遣いもすべて丁寧で気持ちが良かった。きっとこの青年はトンペイの学生だろうな、学業もバイトも頑張れよと、心のなかで応援してしまった。

 

好きな作者のサイン本が手に入って機嫌の良い私が意気揚々と入ったのは、最高の憩いの場「カフェベローチェ」だ。以前の憩いの場はこことはちょっと違う本格的な喫茶店だった。これもサンモール一番町にあるこれまたお気に入りのラーメン屋「仙台っ子」の2階にある「エビアン」でマンデリンを飲むのが私のささやかな楽しみでありルーチンであった。

 

しかし、コロナの影響か残念なことに日曜日は店休日になってしまった。我々の仙ぶらは日曜日と大概決まっているので、仕方なく新たな場所を探したということだ。このカフェはチェーン店で仙台市内にも結構な数があるのだが、店舗ひしめく通りとは打って変わって大通りのビルの片隅にひっそりとたたずんでいるのがいい。◯◯◯のようにノマドワーカーがリンゴマークのノートPCを広げているのは極稀で、客層が結構高めなのもいい。

 

ここカフェベローチェで最近超お気に入りなのが「アイスココア」。はじめはレギュラーサイズのMを飲んだのだが、あまりの美味しさに「次からは絶対にL!」と心に決めたのだった。このココアはコクがあって濃くて、決してコンビでは買えないような代物なのだ。

 

ここのシステムはとてもシンプルで、注文処兼レジにいる店員さんに所望の商品を告げ代金を支払う。あっという間に商品が差し出されるのだが、実はここからが最重要警戒タイムとなる。その短い間に店内をイージス艦の高性能SPYレーダーのごとく見渡し、自分の着座位置を探り、狙いを定めるのだ。自分のお気に入りの場所が数か所決まっているので、「今日はラッキーだ」とか、「あ~あ、埋まってる」などと小さなドラマが展開される。この日は運良くお気に入りの場所が確保できたので、何から何までいいこと尽くめだと、ちょっとだけ幸せな気分になった。

 

さて、自己満短時間ドラマを経て着座し、早速サイン本を確認する。やっぱりいいもんだ、好きな作者の直筆は。本の価値が何倍にもなった気がして、またちょっと幸せな気分になった。しかし、最初に読んだのはこちらではなく、「仙台ぐらし」。私は仙台で暮らしているわけではないが、週一で通うくらい好きな街で、何とも幸せな時を過ごしながら、好きな作者の仙台におけるエッセーを読むなんて、なんて素敵なことだと、またまたちょっと幸せな気分になった。面白いねぇ、この本。世の中には色んな人がいろんな主義主張をもって、他人と関わりながら生きてるんだなと、登場人物の人生をちょっとだけ垣間見れたような感じがした。

 

 

さて、11時25分だ、次の行動に移ろう。今日の昼食はもう決めてある。カフェベローチェを出て、南町通を進むと鰻で有名な開盛庵がある。ここはいつも開店前から行列ができる名店で、今日も旨い鰻を求める客が列をなしている。そこから程なく歩くと中華の「桜園」がある。正確には「張広東飯店 桜園」と言うのだそう、ここの料理長は仙台の有名ホテルで料理長を務めた方らしく、これまで何度も通っているのだけれど、ほんとに味のレベルが高いのだ。

 

この日も歩きながら「定番の五目焼きそばと半チャーハンにしようかな」と一応考えてきたのだが、ランチメニューの「牛肉のオイスター炒め」にしてみた。私は定番を飽きるまで食べる派を自認しており、日替わりを頼むことはめったにないのだが、牛肉とオイスターが不味いわけがなく、しかも「大盛りで!」と無意識に言葉を発してしまった。程なくして“大盛り”日替わりランチが到着したのだが、注文を取ってくれた店員さんがとても申し訳なさそうに「あの~、ご飯を普通盛りで持ってきてしまいました。お変わりしてくださいね(必ず)」私は内心ホッとした。これでご飯が大盛りだったらとてもじゃないけど完食できない量だと思ったからだ。

 

牛肉のオイスター炒めが旨い!ご飯も私が好きな「コッパスイ(硬めという方言)」。あれよあれよとご飯が減っていく。とにかくご飯が進むのだ。店員さんを呼んで「あの~、ご飯お代わりください。半分で」とお願いしたはずなのだが、かの店員さんが満面の笑みで持ってきたのは最初と変わらない小どんぶりの大盛り。「えっ?」思わず言葉を発したのだが、「いっぱい食べてくださいって言っていました」と何やら料理長が逆に気を使ってくれたようなので、「あ~、ありがとうございますぅ」と控え目にご飯を受け取った。「こりゃ、大変なことになったぞ!」この日は夕食のおかずにしようと「黒酢豚」をテイクアウトで頼んでいたのだった。自分の腹の状態を考えるにつれ、「どうしよう、夕食入らないぞ!!」。ロックだねぇ、ドラマだねぇ。

こちらの黒酢豚も美味しくいただきました

 


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