5月なのに、「さわやかな風薫る」とはいかずに、まるで真夏、猛暑となった25日、またまた、仙ブぶらに行ってきました。
今回の目的は、仙台の老舗の味を堪能しようということで、鰻で有名な「開盛庵」に行ってきました。
開盛庵は明治13年創業で、137年もの歴史がある老舗中の老舗。
コンビニや牛丼店の鰻もそこそこ美味しいけれど、「本物の味」を知らないと。
さて、注文したのは、うな重 松(3,900円)。
このお重も年季が入って、いかにも老舗の器って感じです。
肝吸いとお新香がついてきます。
期待を込めて御開帳。
甘く香ばしい香り、そして、神々しく光る鰻。
鰻は肉厚で、とっても柔らか。臭みは一切なく、炭火ならではの香ばしさと、タレの甘さが鰻の味を引き立てます。
総じて、味はどちらかというとあっさり目です。鰻の味を引き立たせるための絶妙な加減なのでしょう。
これを食べてしまうと、コンビニや牛丼店の鰻は、タレの味を濃い目にして、鰻自体の味を隠しているのかもしれません。
肝吸いも、あっさりと薄口ですが、肝の滋味はしっかりと味わえました。
ちなみに、特上(5,300円)、竹(3,000円)もあります。
夏の暑さに負けないために、そして、日本ならではの伝統の味を求めて、また来店したいと思います。
今日は、老舗の食べ歩きということで、もう一店、行きました。
と入っても、いつもの大好きな喫茶店、エビアン。
行動開始が10時なので、エビアンに行くと、ほとんどモーニングセットを注文します。
でも、今日は、評判の良い「ナポリタン」を食べることにしました。
ナポリタンのセット(アイスコーヒー)で、830円です。
まずは、アイスコーヒー。やっぱ、ここのアイスコーヒーは美味い!
コクが深く、パンチがあります。普段の生活では味わえないレベルだと、いつも思います。
スーパーで売っているボトルコーヒーとは隔世の感といいますか…
氷が多すぎるのがちょっと…かな。
小さなポテトサラダ、そして、スプーンとフォークが紙ナプキンでくるまれています。
これって、なにげに懐かしい雰囲気ですね。
メインのナポリタンです。
超太い麺で、アルデンテなどとは無縁の食感。
これはこれでありですね。
手作り感はありませんが、喫茶店の味というのは、このようなものというのは織り込み済み。
喫茶店で、軽食を食べながらコーヒー飲んで、本を読んだり、会話を楽しむ。これがいいんですよ。
雰囲気作りのアイテムといいますか。だから、あえてこれを求めて食べるんですよ。
ファンも多いようで、結構なお客さんが注文しています。
う~ん、納得。