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運転席ドアのエッジは鬼門
我が家のクラウンの運転席ドアのエッジは、構造上の不具合なのか個体の不具合なのかは分からないけれど、塗装が削れてしまい、板金塗装という憂き目にあっている。
上記の傷は完璧に直してもらい不満は何もない。(バンパー下部の傷の自己修復失敗は今でも後悔しているが…)
クラウンのドアに傷が…タッチアップペンで補修 その後衝撃の事実が判明 クリアランス不足で擦れが常態化
新たな傷らしきものを発見
それが下の写真
運転席ドアの上部、キャラクターラインの下部におよそ10cmほどの線傷らしきものを発見した。
かなりのショック!
このドア周りの仕様はどうなっているのか、ふつふつと怒りが…
そういえば、ドアを開いた時に「ググッ~」と擦れたような音が出ていたことを思い出した。これは、納車後すぐに出ていた症状で、ドアエッジとフェンダー部にあるゴム系のカバーパネルが干渉していたのが原因。シリコン系の液剤をパネル部分に塗布することで解消していた。
よく見てみると、エッジの塗装が削られているわけではなく、パネル部分の一部が塗装にのっている模様。
そこで、今回は下の2つを使って問題解決を試みた。
- 磨き:KURE LOOX(微粒子コンパウンド&艶出し)
- 平滑性向上:KURE SUPER クレポリメイト
結果は
・LOOXによる磨きは程なく終了
やはり塗膜上にパネルが削れたゴム(プレスチック?)が固着していたので、LOOXによってきれいに削り取ることに成功。このLOOXにはいろいろな場面で助けられている。一本持っておくことをおすすめしたい。
・SUPER クレポリメイトの仕様は大いに迷ったところ
シリコン系の保護剤は水性と油性に分かれる。水性系は用途が広いが艶と耐久性に課題がある。一方油性は艶はいいが、ゴムなどの劣化を招きやすいとされ、用途が限られるとされる。
水性のKURE ポリメイトDXと油性のSUPER クレポリメイトと迷ったが、平滑性の重視と耐久性を重視して後者の選択となった。また、製品のHPを見てみると、ラバーについても問題ないとされている。
異音の発生も解消されたが、ドアエッジ部分が擦れていることには変わりない。
点検の際にディーラーに相談するとしよう。
日本の車づくりは、チリの精度を高めることを一つの目標としてきた。チリ合わせの精度はドイツ車が優れており、日本車はまだ敵わないのが実情。クラウンも、トヨタを代表する車種であることから精度を突き詰めて設計をしていると思うが、今回のような事態が生じないよう、検証を重ねて完成度を高めてほしいと切に願う。