うちの車は2台共ホワイト系
白という色は「膨張色」と言われ、実際より大きく見えるのが特徴です。
日本では白色の車が人気で、ソリッド、メタリックなど種類が豊富です。
旦那のクラウンの色はトヨタが誇る「ホワイトパールクリスタルシャイン」、私のV40はクールな「アイスホワイト」です。
ホワイトパールクリスタルシャインの方が暖色系で、温かみを感じさせる色合いとなっています。
アイスホワイトはソリッドカラーであることから、キラキラ感が抑えられてクールさを際立たせており、欧州の厳しい冬を連想させます。
色によってメンテナンスに違いがある
一般的に難しい色とされているのが、黒、赤、青、黄などの濃色系カラーです。
傷や汚れが目立ちやすく、色あせしやすい(しやすかった?)のが理由です。
旦那が以前乗っていたインプレッサSTIはWRブルーと呼ばれるソリッドカラーで、エアインテークの樹脂部分の塗装が剥げてきたり、色あせしたり、こまめにメンテナンスしていても磨き傷が車をくすませてしまいました。
私が以前乗っていた軽自動車は黄色のソリッドカラーで、ボンネットの色あせがひどく、時間が経つにつれてみすぼらしくなっていきました。
逆にメンテナンスしやすいとされているのが、白、シルバーの淡色系カラーです。
中でもシルバーは本当に傷や汚れが目立ちにくく、気を遣わない色となっています。
白は水垢やピッチ・タールの付着が目立つのでシルバーほどではありませんが、洗車キズが目立たないというのは同じです。
さて、世界の傾向はどうなっているのでしょうか。
アメリカの大手塗装サプライヤーのアクサルタ社は、毎年車のボディカラーの人気度を図る「自動車人気色調査報告書」を発表しています。
参考
「Global Automotive 2020 Color Popularity Report」Axalta
白色のボディカラーが好まれているのは、世界的な傾向であることがわかります。
なぜ日本人は白色の車が好きなのか
ここでちょっと珍説(笑)
マッハ GO GO GOが放映されたのは1967年。
私も旦那もリアルタイムで見ていた世代ではなく、再放送で見ていました。
当時は番組を選択するほど数がなかったので、女の私もワクワクしながら放送を楽しみにしていました。
もちろん、旦那もワクワクドキドキしながら見ていたそうです。
放送当時、V12エンジンで最高速度555km/h、7種類の秘密兵器を装備したマッハ号はデザインも未来的で、まさに憧れの存在でした。
AからGまでのハンドル内のボタンは、機能名の頭文字に対応しています。
車を所有している年配の方は、マッハ号を知らない人はまずいないでしょう。
マッハ GO GO GO オープニングテーマ
風も震えるヘアピンカーブ
怖いものかと ゴーゴーゴー
ホワイトボディ マッハ号
負けじ魂 親譲り …
スポーツカーはホワイト
かっこよく高性能なスポーツカーの象徴が「ホワイトボディ マッハ号」だった、そんな価値観が私達日本人に刷り込まれてきたのかもしれません。
旦那によると、かつてのスーパーカーブームを巻き起こした「サーキットの狼」では、主人公が乗るロータスヨーロッパも白色ですし、ライバルが乗るポルシェも白色、ボンドカーでも有名なトヨタ2000GTも白色がメインでした。
GRスープラは宮城トヨタのフェスティバルで各色見て、やはり白というのが結論ですし、2021年に発売されたGR86もYouTubeで各色見ると、やはり白が強く印象に残ります。
白いボディに黒系のホイールがベストマッチだと思います。
今、私はボルボのXC40への買い替え、旦那はGR86の増車を検討しています。
その時も、やっぱり白を選びます!