一部改良が行われたクラウン。
とても細かなところではありますが、変更で生じた残念なポイントを旦那に指摘してもらいました。
かなりマニアックな話になります。
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ハイブリッド車のメーターフォント
斜体 ⇒ ノーマル(正立)フォントに
ターボ車は旧来の斜体フォントが使われていますが、ハイブリッド車はスクエアなフォントに変更されています。ハイブリッドとは言え、RSの冠をつけたスポーツモデルなので、個人的にこれはなしです。斜体フォントはスポーティさを感じさせてくれると自分なりに気に入っていました。ハイブリッド系に乗る年配のオーナーさんから不評だったのでしょうか。
指針
赤色 ⇒ 白色に
前期の赤色指針、とても気に入っていました。前に乗っていた200系アスリートは指針が白色で、“熱さを感じさせる”演出として寂しいと感じていました。220系の赤色指針は真紅の輝きで美しく、かつ情熱的な雰囲気をメーター内に醸し出してくれる最高のアイテムだと思っていました。私は、このメーター指針の色だけで、前期を選びます。それくらい、この針が好きです。後期型のメータ内、なにか寂しくありませんか。これも年配のオーナさんから不評だったのでしょうか。
前期型
後期型
ドライブモード選択
グラフィックでタッチパネル ⇒ 文字のみで物理スイッチ
クラウンのドライブモードは各モードの個性が強く出るのでとても楽しく、違う車に乗っている感覚を味わえます。操作性は確かに物理スイッチのほうが確実で上です。一部改良後は、メーター内のマルチインフォメーションディスプレイに文字のみで表示されます。しかし、ドライブモードは頻繁に変えるものではないので、操作したことへのフィードバックがあった方がいいというのが私の考え。グラフィカルに変化が分かるほうが楽しいです。ドライブモードによってどの部分がどのように変化したのかが分かるほうがいいですね。初めて見た時は、精細なグラフィックに感動したものです。
前期型
後期型
オプションの装備状況によっては、空きスイッチのカバーが気になるところです。
物理スイッチを増やすと、オプションを装備しない限り、そのスイッチの部分が空いてしまいます。
タッチパネルだと、機能がない部分はスイッチが現れませんから、あまり気になりません。
やはり、空きスイッチがあると、高級車なのにどこか貧相に見えてしまいます。
これだけは言いたい
ハイブリッドのRSアドバンスに乗っていますが、エンジンが始動する際のブルッとくる振動と音がとても気になります。モーターにエンジンが協調する際の、この振動とノイズを抑え込めなかったのが残念でなりません。これさえなければ、高級車として胸を張れるのですが、エンジン特性からくる限界なのでしょうか。ただ、代車でお借りしたノーマル系のクラウンは、その点滑らかに感じました。ひょっとして、RS系はエンジンマウントなどが異なるのでしょうか。